歯科医に行ってきた
 

「歯のクリーニング」

私は煙草を吸うので、電動歯ブラシ「ブラウン・プラークリムーバー」で一生懸命歯磨きをする。歯磨き粉はもちろんヤニ取り用の「ザクト」を使う。そして日本では定期的に歯医者へ行って歯石を取ってもらっていた。健康保険では1回に三分の一しか出来ないので、3回通い約1ヶ月かかったものだ。海外で歯医者のお世話になることは無いと思っていた。しかし2年分たまった歯石が気になり、とうとう意を決して歯医者に行くことにした。

知り合いに教えてもらった歯医者は、プラウティクスのセブンイレブン2軒隣の PENANG DENTAL SURGERY (287, Burmah Road 10350 Penang Tel. 04-2262440 )である。この付近はあまり綺麗なところじゃないが、院内はすこぶる衛生的で別世界である。診察時間は月曜から土曜までが900130014001700だが、嬉しいことに日曜日の午前中も診察してくれる。ここは通常予約が必要で当日診てくれる事は無い。予約は電話はもちろんE-mail ( [email protected])でも受け付けている。

先日、平日の昼間に日本領事館に行く用事があったので、駄目元で寄ってみたらラッキーにもキャンセルした患者がいてすぐに診察室へ通された。診察はすべて個室で行われる。医師は4人おり、すべて華人で私の担当医は女医さんであった。日本語が全く駄目だったが、外国人患者が多いせいか手馴れた様子である。

日本では歯石除去を「スケーリング」というが、こちらでは「クリーニング」で十分通じる。定期診断を受け、ついでにクリーニングする患者が多いようだ。最も歯科医も定期診断だけじゃ儲からないんだろうけど。処置は日本とまったく同じであった(と思う)。この女医さん私が口を開けて処置を受けている最中に「痛くないか?」等と話し掛けてくる。「くひほ、はひへふんらから、こたへられらいよ!」

所要時間はたったの約30分で私の歯はツルツルになった。費用は歯の診断を含めてRM70(日本円換算で約2,000円)。ちなみに歯科医療費は会社で加入している海外駐在員総合保険の適用外なので自腹である。1年後にまた来よう、それまで居ればね。

「詰め物の交換」

歯のクリーニングを受けた翌日、奥歯の詰め物が取れてしまった。またしても歯科医の門を叩くことになった。朝一番に電話したがフルブックとの事だった。何とか頼んで午後の遅い時間に予約を入れてもらった。前回の先生とは違うが、またしても女医さんである。

詰め物は隙間ができていて、入れても数ヵ月後にはまた取れてしまうので、作り直したほうが良いとの事であった。「ここ治療するか?帰任してから日本で治療するか?」と聞かれた。けっこう良心的である。ここで治療するとセラミックの詰め物がRM570(日本円換算で約17,000円)だそうだ。日本へはいつ帰るかわからないし、健康保険で治療すると銀歯が入る事だろう。全額自腹になるがここで治療することにした。処置は日本と同じだと思う。レントゲンを撮り、詰め物が取れた穴の中の部分虫食い部分を削り取る。その前に麻酔をするので痛みは無い。型を取ってこの日は終わりである。所要時間は約1時間。

1週間後にセラミックの詰め物が完成した。セラミックと言っても中身は金属製で、表面にセラミックがコーティングされているモノである。処置は30分で完了。出来映えはというと「うっ。・・・・ちょっと白すぎる。」 日本の歯医者で保険外で直した際は自然光の元で歯の色、黄ばみ具合に会わせて色を選択したものだ。その旨を訴えると、返ってきた答えは「あなたはタバコを吸うからすぐに黄ばみますよ。」 恐れ入りました。

 

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