キャメロンハイランド
 

ペナン島から半島側に渡り1時間ほど南北ハイウェーを南下、Tapahインターで降りてから熱帯雨林を切り開いた林道を2時間ほど登ると、キャメロンハイランド(Cameron Highlands)最上部の街ブリンチャン(Berincang)に到着する。

「何をするかと言えば・・・・ただのんびり。」

マレーシアの軽井沢と呼ばれるキャメロンハイランドは、ゲンティンハイランドにフレーザーヒルに並ぶマレーシアの3大高原避暑地のひとつである。英国植民地時代からの由緒あるヨーロピアンスタイルのホテルが点在する。BOHティー原産地であり、タイのシルク王ジムトンプロンが謎の失踪を遂げた事でも有名である。ゲンティンハイランドと違って静かな(退屈な)避暑地なので、リラックスして疲れた体を癒すにはいいだろう。朝晩はセーターがないと寒いくらいである。これ本当です。

「もし退屈なら」

ブリンチャンの街は広場を中心に広がる。夕刻には広場で市場が開かれ、ディナーお目当ての観光客で街にスチームボートレストランは賑わう。車で数分の処に高原野菜農園や植物園が無数にあり、新鮮な苺が味わえる。また4輪駆動ジープでのジャングルツアーが盛んで、ヨーロピアンバックパッカーに人気を博している。少し足を伸ばせば熱帯雨林の山を切り開いたBOH Tea Estateがある。ゲストは工場見学(無料)が出来、ティーハウスで試飲が出来る。もちろんギフトショップも併設している。ここでしか買えない紅茶もある。遠いけど行く価値があるだろう。

「ホテルは」

今回失敗したのは「エクアトリアルホテル」を選んでしまったこと。キャメロンハイランドには英国調高級プチホテルが点在する。とりわけ「オールドスモークハウス」は1RM400位でこの付近では最高級ホテルである。英国人の別荘だったのでヨーロピアンの宿泊客が多く、料理も本格的西洋料理が食せる。香港ペニンシュラホテル並みのハイティーだってあるらしい。コロニアルホテルは決して機能的ではないが、リラックスして雰囲気を味わうにはまあまあである。

「涼しいゴルフ」

ブリンチャンにはゴルフ場がある。特徴はなんといっても涼しい事。普段炎天下で紫外線と脱水症状に苦しめられながら、プレーしている事に比べればパラダイスである。コースは川が縦横無尽に横切っており、私のような初心者にはちょっと難しかったが、グリーンフィーとキャデーでRM 60というリーズナブルプライスである。ここはパブリックコースなのでクラブハウスも無ければレストランも無い。またバギーは無いのでキャディーを雇う事になる。ここでプレーするなら隣接する「オールドスモークハウス」等のコロニアルホテルに宿泊し、プレーが終わればホテルでゆっくりシャワーを使ったほうが良いだろう。

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