ペナンチャリティー盆踊り大会
 

恒例のペナン盆踊り大会(正式名称/ペナン馬日合同チャリティー盆踊り大会)が722日(土)エスペラネードで開催された。この盆踊り大会の主旨はペナン州や日本領事館等の共同主催であり、日本人の福利厚生や地域社会への恩返しである。セレモニーは午後5時から始まり、盆踊りや、日本伝統演芸のデモンストレーション等盛りだくさんで、10時のラッキードローで終了する。

「場所取りは6時前に」

98年はローカルに案内されて来たが、99年はパスしたので2年ぶりである。先日来のヘイズはすっかり影をひそめ、天候にも恵まれた。私はローガンでご婦人方とちびっこ3人をピックアップし、6時前には会場に着いた。会場では、ばったり会った友人と西日に耐えながら涼しい日没(7時頃)を待った。日の暮れる7時過ぎに来る人が多く、この時間になると駐車場が無いばかりか、テーブルを確保できない。まあピクニック気分でゴザを持参して芝生に座るのも良いかもしれない。

「お目当ては日本食屋台?」

会場内には一流ホテルや有名レストランが屋台を開く。手巻き寿司や焼そばなどの日本料理やマレー料理、中華料理、インド料理のローカル屋台が並ぶ。また金魚すくいやヨーヨー等のもある。来場者は1RM20のバウチャーを購入し、飲食代やゲーム代を支払うわけである。料金は街の屋台よりちょっと高めである。なぜならバウチャーの売上の2〜3割は養護学校などに寄付されるからである。バウチャーの扉紙の半券にサインをして事務局に出し、これでラッキードローが抽選される。去年の1等賞は日本までの航空券であったが、今年は何だろう。

「さながら日本人会の社交場」

1万人の来場者はほとんどがローカルで、日本人は500人程度に過ぎない。チャリティーという意味で多くの日本人が来て欲しいところである。なんたって日本人会で前売り券を買うと半額で買えるんだから。とはいえ500人からの日本人が集まると、狭い会場はさながら社交場と化し「あらー田中さんお久しぶり」「いつもお世話になってます小林さん」と日本語が飛び交う。挨拶を交わさなくても多くの知り合いを見かけた。と言うことは私自身結構見られていると言うことだろう。

     

おお、あそこで踊っているのは00さん

人気の日本食屋台は売りきれ続出

浴衣姿のご婦人方とチビッコ
     
私はバウチャーの半券を捨ててしまったので、ラッキドローを待たず8時には帰ってきてしまった。この和やかな盆踊り大会が開催されたエスペラネードの南で、黒煙が立ち上がっていた。ヘイズ騒動直後だっただけに皆「公害を撒き散らす不謹慎な奴がいるぞ」と騒いでいたが、翌朝の新聞は火事で100世帯、約千人が焼け出された悲劇を報じていた。

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