BetterZip のパワフルな新機能、それがアーカイブパスワードマネージャーです。BetterZip はアーカイブの作成や展開で入力したパスワードを Mac OS X のキーチェーンにすべて保存することができます。暗号化されたアーカイブを開く際には常に、BetterZip がパスワードを順番に試して正しいものが自動的に使用されるようにすることができます。あるいは、BetterZip のパスワードパネルにすべてのパスワードを一覧として表示し、簡単に入力できような形式にもできます。セキュリティ上問題があるのでしたら、この機能を完全に無効にすることもできます。
パスワードマネージャーを使用してパスワードのリストを管理するには、環境設定ウインドウのパスワードタブを選択してから、まずパスワードマネージャーとパスワードをガードするマスターパスワードを設定しなくてはなりません。マスターパスワードを設定 ボタンをクリックして、パスワードを二回入力して下さい。それから、カギをクリックしてマスターパスワードを入力すればパスワードマネージャーの設定ができるようになります。
上部にあるポップアップボタンで、パスワードリストをどのように使用するか選択することができます。RAR 形式のアーカイブを除き、パスワードの自動入力を行う というメニュー項目が追加されていることがおわかりになるでしょう。RAR アーカイブの中には、パスワードが正しいかどうか、アーカイブを完全に展開した後でないと決定できないものがあるからです。大きなアーカイブを展開するのに、リストに57個のパスワードがあればその数だけ繰り返し展開してみることになるので、そんなことを試してみたいと思いませんよね? もっとも、それでも大丈夫ということであれば、RAR ファイルであっても他の形式と同じく、BetterZip にパスワードの入力を任せてしまうことができます。