映画
今までに見た映画(全部じゃないけどね)
あくまでも個人的な感想なんで、鵜呑みにしないようにお願いします。
あとネタバレもOK的な方向性なんで原作&映画見てない人は読まない方がいいかも。
※評価基準:お気に入りに追加→★×5
      結構よかった→★×4
      まあ、普通かな→★×3
      興味があるならどうぞ→★×2
      借りてまで見る価値はないね→★×1
      苦情は受け付けておりません→★×0


「リング」シリーズ

・リング ★★★★☆
 やっぱりコレはインパクト強かったですね。それまでホラー映画なんて見に行ったことなかったけど
 友人の薦めで原作読んで面白かったのと、読んでからそれ程経たない内に映画の公開があったから
 「よっしゃ、いっちょ見に行ってみっか」と思ったわけで。
 公開されて間もなくは、まだ世間的に知名度もあまり高くなかったようで、オレが見に行った時は
 映画館は余裕で座れる感じでした。確か公開初日から数えて1週間以内だったような…。
 やっぱりあのラストシーンはすごかったですね。まあ「テレビに近づくのが怖くなった」とか
 「うちにあるラベルのないビデオテープを見るのが怖い」とか、お約束のコメントができるほど
 心霊系ホラーがダメな人じゃないんで、どっちかというとエンタテイメントとしてとらえてました。
 貞子の動きを奇妙に見せるための撮影の手法なんか、かなり興味深いです。
 まあ本当に幽霊とかでてきたら怖くてしょうがないと思うけどね、やっぱり映画だし。
 つーか基本的に感受性鈍いんです。ドラマや本、ましてや音楽聞いて泣くことなんて滅多にないし
 まあ本やマンガはまれに読んでて泣くことあるけど、それもまれだし。まあ男の子だからね、
 あんまりオンオン泣いてもしょうがないっつーか、なんか違うような気もするし。
 まあそんな話はいいとして、この映画は原作をいい意味で裏切ってると思います。
 原作にはない面白さがあるっつーか、分かりやすさがあるっつーか。
 原作薦めてくれた友人は「つまらん」って言ってましたが(笑)

・らせん ★★★☆☆
 一応コレも「リング」の流れを汲んだ作品なので、シリーズの一つとして数えることにします。
 この作品に関しては原作の方がよくできてるような気がしました。
 ホラーはホラーなんだと思うけど、ホラーとしてみるとそれ程…、って感じです。
 要するに心霊系じゃなくなっちゃってる事で個人的にあんまり怖さを感じなかっただけなんですが。
 他にも高野舞が生んだ貞子の姿がまんま高野舞だったことや(中谷美紀が好きだからいいけどさ)
 浅川玲子とその子供が死んだ理由が単なる事故死だったことなど、物足りない部分は割とあります。
 まあ2本立ての映画だったし、原作は長編だしでかなりエピソードカットしなきゃいけなかったん
 だろうと思ってるから、自分の思ったとおりの出来じゃなかったからと言って制作者を非難するのは
 間違っているような気がするんですけどね。まあ個人的に原作の方がよかったなと。
 結局言いたいのはそれだけのような気が…(苦笑)

・リング2 ★★★★★
 この作品は「リング」シリーズの中で一番怖いと思います。ストーリー的には割と荒唐無稽で
 見る人によっては「ウソ臭い」とか「リアリティに欠ける」とか言っちゃってるのかもしれませんが
 オレ的にはかなり好きです。中谷美紀出ずっぱりなのも嬉しいしー(笑)
 でもリング2の本の、試写会かなんかを見た業界人のコメントになぜかダンカンが載ってたのが、
 しかもコメントの内容が「深田恭子ちゃんが可愛かった、中谷美紀ちゃんが可愛かった(以下略)」
 というどうしようもなく救えない内容でおまけに顔写真付きで載ってたのが
 いまだにどうしても納得いきません。あそこ削除してほしいっつーか。もっとマシな事言えバカ。
 あとやっぱり印象的だったのは深田恭子の死に顔ですね。劇場で見たときはビビッたもんです。
 つーかリングビデオ見て死んだ人の死に顔がでるシーンはどれも怖くて好きですが。
 でも真田浩之だけは何で真顔&カメラ目線だったんかなあ?話的にはその方がよかったんやろうけど
 あと、「リング」で語られてた智子の友人、雅美のエピソードがうまく語られててよかったですね。
 それからなんと言ってもあのクライマックスシーンですね。アレは初めて見た時はかなり怖かった。
 他にもこの映画はドキッとさせるシーンがいっぱいあって何回見ても怖いと思えるからすきです。

・リング0 ★★★★☆
 ホラー映画としては期待してたほど怖くなかったけど、ストーリー的に好きな作品。
 「リング」「リング2」と、血の通わない怪物として描かれてきた貞子の、人間としての部分に
 焦点を当てていて、人間の自分と化け物の自分の間で揺れ動く心理というかそういうものが
 見ていて切なくなるんですわ。仲間由紀恵の演技もいい感じだったし。
 他にも小道具なんかにもかなりこだわりがあったようで、ほとんど写らないような物も
 その当時の物をわざわざ取り寄せて使ったり(遠山の部屋にあったボンカレーなど)したそうで
 そういったところからも「30年前」という設定のリアリティを感じます。
 この作品では、「集団心理の怖さ」を表現したかったと監督は言ってましたが
 オレにはあまりそういった怖さは感じられませんでした。「集団心理」とはちょっと違うけど
 「破線のマリス」の方がそれに近い怖さを感じたように思います。
 この映画に関してはそんなに回数見てないんであまり語れる部分ないです(笑)
 レンタル屋で中古が売ってたら絶対買うんですけどねえ。
 とりあえずクライマックスはやっぱり怖くていい感じでした。でも恐怖シーン短い。

・THE RING ★★★★☆ NEW
 まず基本的なストーリー展開っていうのは日本版の「リング」とほぼ同じです。
 大きな違いは物語中で語られる超能力のウェイトが下がった事と、制作費が高い事、
 そして出演者が全員外人になっている事です(←あたりまえ)
 日本版は超能力者が3人出てきますが、こちらは2人です。
 そして、その超能力に関してもあまり詳しく語られてはいません。
 それによって物語がオリジナルよりリアリティーを感じるものになっていました。
 次に制作ですが、ハリウッドなので当然と言えば当然ですね。
 でもヘリによる撮影や、馬1匹殺しちゃってるの?的なシーンなど、かなりお金かかってます。
 馬って結構高いんでしょ?それなのにあんなシーンが!これは本当にスゴイです。
 ただちょっと残念だったのは、呪いのビデオです。
 オリジナルより手掛かりになるシーンが減っていて、ただ気持ち悪いっていう感じでした。
 まあそのシーンも、後に同じ物が目の前に現れる、と言う形で意味を成してはくるんですが。
 あとはサマラ(貞子役)に殺された人の顔が凄かったけど一瞬しか見れなかったとか。
 ラストは日本版とは違うと言っていましたが、個人的にはうーん…、って感じです。
 まあ怖いことは怖かったからいいですけどね。CGも凄かったし。
 とりあえずもう一回くらい映画館で見てみたいなー、と思ってます。


貴志祐介モノ

・黒い家 ★☆☆☆☆
 制作者には悪いけどはっきり言って、期待外れでした。つーか原作がよすぎるからねえ。
 この作品に限らず、貴志祐介さんの作品ってすごく面白いんですけど、映画にするとなると
 どうしても原作のまんまって訳にはいかなくて、アレンジ加えなきゃいけないし
 時間的な制約もあるからエピソードカットしなきゃいけないし、なかなか難しいんだと思います。
 だからこんな事言っても仕方ないけど、やっぱり俺には合わないなーって感じました。
 心霊系の方が素直に怖がれるな、と。だったら初めから見るなよって感じですが、
 原作はかなり面白かったんです。だからやっぱ期待しちゃうジャン?
 でも大竹しのぶのあの演技わりと好きです。モノマネとかしました(笑)

・ISOLA ★★☆☆☆
 これもジャンル的には厳密に言えば心霊系じゃないけどまあ、どっちかっつーと心霊系かな。
 黒澤優初主演映画。別に黒澤優そこまで好きじゃないけど。「R-17」は良かった。
 簡単に言うと多重人格モノで、原作の方はかなり奥が深い内容になってます。
 内容としては、多重人格の少女に別の人間の精神体が寄生してその精神体が悪さをする話です。
 原作なんか特に漢和辞典による漢字の詳しい意味の解読によって話が展開するので
 今までそういった意味を知らずに使ってきた漢字の違う一面が見れて非常に面白いです。
 つーか、「黒い家」も微妙にそうだったんですけど、この作品の恐怖対象の描き方って、
 貞子意識してません?個人的にそう感じるだけですか?ホラーってそういうもんなんかなあ?
 まあその事は抜きにしても、原作の良さを生かし切れてないように感じる作品だったと思いました。


その他

・回路 ★★★★☆
 基本的にはインターネットにある奇妙なサイトがきっかけで世の中に異変が起きる話なんですが、
 何となくインターネットの扱いがそれ程メインじゃないような感じを受けました。
 なんかだんだんと人が消えていってついには無人の東京!みたいな感じですがそこの描き方も
 ちょっと微妙な感じだなあ、と言う印象を持ちました。人が減っていく様子があまり感じられない。
 まあだからといってダメな映画じゃないんですが。結構面白い映画だと思います。
 ただシュールなシーン(壁のシミ・袋男など)が結構多く、予備知識無しに見ると理解しづらいかも
 という印象を持ちました。実際バイト先のMさんはボロクソに言ってましたし。
 あとビックリしたのは飛び降り自殺のシーンですね。これはモーションコントロールカメラという
 特種なカメラを使用した撮影で作られたシーンで、本当に飛び降りているようにしか見えないです。
 それからこのカメラは終盤の飛行機の墜落するシーンにも使われていてかなり迫力があります。
 合成とは思えないくらいリアルで、かなりビックリさせられました。どの位ビックリしたかというと
 何度も何度も(大体10回弱)巻き戻してはそのシーンを繰り返してみたほどです。
 それと、この映画はフィルムを「銀残し」という手法(フィルムを発色させるための銀を
 洗い流さずにそのまま残しておく)を使ってあって、映画全体が独特のトーンを持っています。
 そのことによって重たい感じの空気感を表現できていると思いました。
 最初のシーンはエンディングと繋がっていて初見の時はちょっと分かりづらいけど深いシーンです。
 久しぶりに面白いホラー映画に出会えた、っていう感じの映画でした。

・CURE ★★★★☆
 この映画は、朝のワイドショーかなんかで偶然1シーンだけ流れてたのを見てホントに驚きました。
 そのシーンってのは、警官が同僚を射殺するシーンなんですが、普通だったらドラマや映画で
 誰かが銃で撃たれて死ぬときって、大概即死じゃなくて何らかのリアクションがあるもんですが
 ここでの射殺シーンは打たれた瞬間にバッタリ。しかも普通に会話してていきなりですよ?
 それが妙にリアルでなおかつ不気味で、本当にビックリしたのを記憶してます。
 昔見たTVの特別番組で実際に人が銃で撃たれて死ぬ映像なんかを見た時に感じた恐怖感を
 心の奥からえぐり出されて目の前に突きつけられるような、そんな感じがしました。
 まあよかったのはこのシーンだけでなくて、全体的に静かな狂気が巧く描かれていると思います。
 確か初めて見たのは高校3年くらいだったかな?今でもたまーに借ります。
 結構昔の映画ですけど、この映画でもモーションコントロールカメラを使っているそうです。
 確か上に書いてある警官の射殺シーンだったはず。

・仄暗い水の底から ★★★★☆
 「リング」「リング2」を作った中田監督&鈴木光司氏による新たなホラー。
 予告CMやオフィシャルサイトで「『リング』を越える衝撃のグランドホラー」とか言ってて
 そーいうのってどうも胡散臭く感じてしまう性格なんであまり期待してなかったんですけど
 …とか言いつつ公開初日に見に行ってるんですけどね(苦笑)
 まあ期待してなかったからってのもあると思うんですけど、割と怖いにゃーって感じでした。
 思ってたよりは怖かったな、と。ビクッとした恐怖シーンもいくつかあったし。
 ただ、「コップに水を汲もうとすると水道から髪の毛が!」ってシーン、CMで流れてたから
 びっくりできなかったのがなんか妙に残念でした。クライマックスは結構怖かったけど。
 ただ、母子の愛をメインテーマとして描いているのでホラーとしてはそれ程怖くないと思います。
 まあそれが悪いのかと言ったらそうではなくてむしろその逆ではないかと。
 ホラーとしてちゃんと観客を怖がらせながらも、子を思う母の気持ち、そして母を思う子の気持ち
 それをきちんと描いて感動的な話としても成立させなければならない。
 コレって結構大変なことですよね。それがこの映画ではしっかりできていると思いました。
 特にクライマックスなんかは恐怖シーンでありながら感動もさせる、見事な展開でした。
 まあ例の謳い文句に関してはちょっと的をはずしちゃってるような気もしますが。

・ドラゴンハート ★★★★★
 コレは名作だと思うんですが。個人的に。簡単に言っちゃえばベタな友情モノなんですが
 主人公のドラゴンがすごいリアルでカッチョイイので好きです。CGとは思えないです。
 実写とCGの合成だから撮影の時はかなり大変だったでしょうな。
 初めて見たのは確か金曜ロードショーかなんかで、途中からでしかもカレー作りながら見てたから
 ちゃんと見たのは殆ど終わっちゃってクライマックスの辺りからだったけど、それでも泣けたし。
 でも近所のビデオ屋には置いてなかったからネットでDVD買っちゃったし。
 映画見て泣いたのはコレが初めてです。ベタな感動モノに弱いの(笑)

・π(パイ) ★★★☆☆
 なんでこの映画に興味を持ったのか、自分でも分からないんですけど何となく惹かれるものがあって
 で、近所にあるレンタル屋さんで見つけた時に、旧作は1週間100円のお店なんで借りたんですが
 他に見たかったビデオと一緒に借りたせいか、こっちのビデオは後回しになっちゃってそのまま
 何かと忙しい時期だったんで見る時間が作れないままレンタル期間が終わってしまう、という事が
 3〜4回あって、しばらく見る気が起きなかったんですが、某月某日ついに奮起して見る事に決定。
 まず特徴としては、画面がずっと白黒と言うこと。画質も荒く、ザラザラした感じでした。
 BGM(サントラ?)はサイバーなテクノ系でタイトルバックなんかはジャングルに合わせて
 グラフやメビウスの環なんかの画がたたみかけるように出てくる何ともカッコイイ物でした。
 で、話の内容ですが普通の生活になじめない天才的なIQを持つ数学者が主人公で、
 彼が作ったスーパーコンピュータ(部屋を埋め尽くすほど巨大)が故障する寸前に吐き出した
 数字の謎を追っていくにつれてだんだんと危険に巻き込まれていく、といった感じの内容です。
 初めはホラーかと思って借りたんですけど、謎の数字を巡るサイコスリラーって感じでした。
 主人公のナレーションや薬を飲むシーンが効果的に挿入されてて、話の展開にも緊張感があります。
 初見ではちょっと理解しづらい感じの話なんで、何度も観ると良さが分かるかも。

・ノイズ ★★☆☆☆
 だいぶ前の日記にも書いたような記憶があるんですけど、確かいい加減なレビューだったから
 この場を借りてキッチリと書いておこうかと思います。まずこれは、洋画ですね。
 えーと、あらすじは宇宙飛行士のダンナが宇宙空間で作業中に宇宙人に乗り移られて
 ダンナの子供を妊娠した主人公は徐々にダンナが前とは違うことに気付きはじめて
 それが宇宙人に乗り移られたせいだと知って自分の子供を流産させようとするんだけど
 胎児に自分の体を操られて失敗した上に感づかれた元ダンナに邪魔されます。
 で、最終的にラジオを漏電させて自殺するように見せかけて元ダンナを騙し、殺します。
 でもダンナに乗り移っていた宇宙人がダンナの体から主人公の体に乗り換えてしまい
 主人公の体はあわれ宇宙人の物になってしまいました。おしまいといった感じの話なんですが
 感想としてはうーん、イマイチです。ダメではないんですが面白くもない、中途半端な感じです。
 確かに宇宙船などではなく電波のような形で宇宙人が地球に来るというアイデアはよかったし
 話にも割と緊張感が感じられる展開だったんですが、なんか一つ足りない、って感じがしました。
 上手くやればかなり面白い話になりそうなモノだっただけにもったいないと思いました。

・ターン ★★☆☆☆
 はっきり言って偶然ネット通販のページでこの映画の原作の紹介を見なかったら
 この映画のことは知らないままだったでしょう。まあ知らなくてもよかったんですけど(おい)
 まあ内容としてはファンタジー系になるんでしょうか。事故を切欠に突然別世界に迷い込む
 という割と珍しくもないアイデアなんですが、小説を読んでいるときはなぜか引き込まれるような
 まるで自分が作品の世界に迷い込んだかのような錯覚を覚えた作品でした。まあそんなわけで
 この小説が映画化されると知ったときはそりゃあもう公開日が楽しみで仕方なかったんですが
 悲しいことに家の近所の映画館では上映されないことが判明し、電車を乗り継いで
 わざわざ茨木まで見に行きました。で、映画を観た感想は「こんなもんか…」でした(泣)
 はっきり言って期待しすぎた自分が悪いんですけど、見に行ったとき2つ空けて隣りに座った女が
 「なんでここで笑うか?」って所でクスクス笑うから気が散るしイライラするしで集中できずに
 結局最後まで注意もできなかったっていうのもあると思うんですよ。かなり迷惑でした。あいつ。
 えー。話がそれたけど、基本的に原作を読んでなかったら割と面白い話なんじゃないかと思います。
 あと、原作を読んでても期待しすぎなければ楽しめるのではないでしょうか。
 とりあえず小説版は本当に面白いので、貴志祐介さんの作品に次いでオススメです。

・アナザヘヴン ★★★★☆
 原作もドラマも見てないけどこの映画は楽しめた。冒頭部分で起こった殺人事件の犯人がでてきて
 ナンパされた男の家で料理をしているシーンとか結構好きです。「異常です」って感じで。
 そのあとスゴイ力でもって男を犯すシーンとか。笑いながら腰振ってる演技が良かった。
 なんか「セックス」を怖いと思わせるシーンでした。
 あと、主人公に好意をよせる朝子役の人の顔とか、演技も好きです。
 なんかああいうあっけらかんとした喋り方する人って好きです。自分を装ってない感じがするから。
 ちょい役(ドラマではメインだったみたいだけど)で出てた加藤晴彦も
 いい演技してましたね。あーまた回路みたい(笑)

・うずまき ☆☆☆☆☆
 この映画は、見る価値無し。つーか見たあとロードショー行かなくてよかった〜って思いました。
 なんかはじめに主人公のナレーションで「これからお話しする物語は、私が生まれ育った
 黒渦町で起こった話です」って感じで始まるんですが、その「物語」の内容がよく分からん。
 簡単に言えば「うずまき」に取り憑かれた人間が次々に死んでいく話なんですけど
 初めはほんの数人だった被害者(?)がどんどん増えて最終的に被害が町全体に広がっていって
 (多分)町の全員が死ぬんですが、そのきっかけが全く分からない。最後まで分からずじまい。
 他になんでうずまきに取り憑かれるか、取り憑くのは何者か、取り憑く者の目的は何かなど
 数々の謎が提示され、最後までほったらかし。途中で出てきた新聞記者が黒渦町の歴史を調べる
 というシーンが意味ありげに挿入されていたので謎の解明への期待がムダに高められて
 その期待を完全に裏切るあのエンディング。しかも主人公消えてるし。なんなんだよこの映画。
 まあ冒頭のナレーションから察するに主人公は生き延びたんでしょうけど。
 それにしてもかなり消化不良な作品じゃないかと思うのはオレだけでしょうか?確かにこの疑問を
 解決すべく某個人サイトにあるこの映画のレビューを見たところ、五つ星がつけられてましたけど
 その人のレビューにはストーリーのことに関する記述が全くと言っていいほどなかったし、
 オレが「うわ」と思った役者の演技(あとで書きます)に関してもベタ誉めだったんで、
 「ああこの人とオレでは面白さを感じる部分が全く違うんだ」と思ったんですが
 その例の役者の演技、ホント酷いんです。まず基本的に台詞棒読み。
 驚く所とか、焦る所とかでも感情の起伏が殆ど感じられないんです。「リハーサル?」って感じ。
 しかも七三分けでメガネ君。もう最悪です。主人公とつきあってるけどよくつきあえるなって感じ。
 これだったら主人公につきまとう脅かしマニアの同級生の方がまだマシ。…外見ではね。
 この脅かしマニアの演技も酷いったらありゃしない。もうなんかわざとらしさ炸裂。見てて腹立つ。
 「○○君(主人公(♀)の名字…忘れた)、驚いた?」…あー思い出すだけでむかついてくる!
 他にも挙げればきりがないくらい嫌いな点はあります。でももういいや。好きな人もいるんだし。
 要するに好みの問題だと思います。オレも一部演出で好きな部分あったし。でも基本的には嫌い。

・破線のマリス ★★★☆☆
 何というか、マスコミや人間の怖さが見事に描かれた作品だと思いました。
 郵政省の人間を名乗る者から内部告発と言うことで渡されたテープを編集して放送したら
 実はその中に写っていた怪しい人物は無実で、そのテープを編集した主人公はその男に復讐される
 という話なんですが、最終的には主人公を盗撮したビデオまで自宅に送りつけるんです。
 まあこれは主人公がその男がやったんだと勘違いするだけで実際は違うんですが。
 で、怒った主人公はその男を盗撮したりして最終的に(不本意ながらも)殺してしまうんですが
 実は盗撮をしていたのは別れた旦那に引き取られた自分の息子だったって言う結末で、
 結局最後まで事件のきっかけを作った偽郵政省職員の正体は分からずじまいなんです。
 この辺をもっとしっかり描いてくれたらかなり面白い映画になっていたのにと、残念に思いました。
 実際盗撮ビデオが送られてから話の展開に緊張感が出てきてかなりドキドキしていただけに
 最終的な決着の付け方の曖昧さが悪い意味で強調されてしまって非常に勿体なかったです。
 俳優陣もかなりいい演技をされてたんで、残念でした。せめて主人公のナレーションで
 偽郵政省職員の正体を語って欲しかったなあ。「結局…の正体は…で、目的は…だったという」
 みたいな感じで。それだけでも大分違ってたのにと思いました。

・ブレアウィッチプロジェクト ★★★★★
 日本で公開されてからもう3年たちましたか。今更ながらレンタル品の中古を\500で購入。
 で、観よう観ようと思っても、いつでも観れると思うとなかなか見る気になれずに
 もうかれこれ3ヶ月以上ほったらかしになってたんですが
 春の日差しが爽やかな日曜の朝、ヒマを持て余していたのでようやく観る事に(朝から観んなよ)
 観ていて思った事は、これは今まで観たホラーとは全くタイプが違う怖さだという事でした。
 今まで観たホラーは恐怖対象がはっきりしていて、音楽もちゃんとある。
 そして恐怖対象や死体、効果音をうまく使って観る者に恐怖を与えるというものでした。
 しかしこの作品はまず、恐怖対象が全く描かれません。音楽もありません。
 効果音もなく、音は役者の声と自然の音だけです。そうしてジワジワと追いつめられる状況を
 主役の撮影したビデオと16ミリの映像のみで描き、観る者を作品の世界に引きずり込んでいくのです。
 今まで観たホラーのように急に何かが飛び出したり、大きな音でドキッとさせる手法ではなく
 初めは普通だった状況が徐々に悪化する様子を描くことで、潮が満ちてくる様に恐怖に飲み込まれていく
 といった演出がなされていて、それが本当に怖かったです。演出のせいか、恐怖感が持続するんです。
 こんないい映画をたった\500で買えるなんて、ラッキーでございました。
 ちなみに近所のレンタル屋ではいまだに人気があっていつ見てもレンタル中です。

・クロスファイア ★★★★☆
 中谷美紀の次に好きな女優、矢田亜希子主演の映画です。
 原作まだ読んでないんですけど、これはすごく切ない作品です。
 貴志祐介さんの「青の炎」もそうなんですけど、
 正義のために人を殺すということの哀しさが非常に巧く描かれている作品だと思います。
 しかもこの主人公は念力で物を燃やすことのできる超能力の持ち主なんですが
 それを自分で制御しきれていない、そこにある種の弱さ、あるいは不完全さが垣間見えて
 それが彼女の人間くささを巧く引き出していて、とても感情移入しやすい設定です。
 これが自分の能力を完璧に制御できて、しかもいくらでも使える、というような設定だったら
 いくら彼女が善い人間であってもここまで感情移入できなかったと思います。
 もっとも、この弱さ、不完全さが最終的に哀しい結末をまねくんですが…。
 感覚的に言ったら、「リング0」の山村貞子に近い印象を受けました。
 とりあえず、この作品はすごく面白い作品だと思います。
 ただ、人が焼け死ぬシーンは割とグロいというか、エグいので、そういうのが苦手な人は覚悟してね☆

・模倣犯 ★★★☆☆
 ちょっと前に衝動買いで買ってから、掲示板で散々どのくらい読んだとかなんとか言ってたアレです。
 まあ原作があれだけのものなので、これを2時間ほどの映像にするということはどういうことか
 つまり端折られるエピソードがいっぱいあるって事ですよね。
 そういうわけで、オレの解釈の能力では物語が飛び飛びになってる感じがしました。
 しかも時間の逆行や早送りが何度もあるので初見ではちょっと戸惑うかも。
 でも中居君演じるピースは結構はまり役だったと思います。
 ただ、原作ではクライマックスで滋子に挑発されてピースが激昂するというシーンが
 映画では滋子の挑発を冷静に受け止めているという風に変わっていたのがちょっと残念でした。
 原作のこのくだりが個人的にスリル感があって気に入ってたので。
 まあそれを引いて考えてもそこそこ楽しめる作品だったと思います。
 ただちょっとあの最期はどうかと思いました。なんかお笑いみたいだったし。
 まあ、ああいう風にピースを片付けるならあの態度も必然なんでしょうけど。
 あと面白かったのは劇中CM。山田花子の納豆のCMや、PUFFYの自転車のCMなど、
 撮り下ろしのCM映像や、爆笑問題の出てくるシーンはちょっと面白かったな。


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