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ユーロ硬貨のなぞ…コイントス6割の確率で「裏」

 “なぞ”なんて書いてあるから一瞬なんのことかと思ったけど、どうやら、ユーロ硬貨を投げると6割の確率で裏が出るらしいな。ダメじゃん。なんでだろう? コインに彫られてる絵柄によって、裏表で重さが違うとかそんな感じか? ←と言うとそれらしいけど、コインの裏と表で重さが違うなんてことはありえない。裏にしようが、表にしようがコインの重さはいっしょだから。表側半分と裏側半分で重さが違う? そんなことあるか?
 で、本文を読んでみる。
 この本文を読むかぎりでは、わずか、ふたつのコインで実験しただけみたいに見えるけど。こんなの、確率の問題だから、6割くらい裏が出ることだってあって当然じゃん、という気がするけど? たぶん、実験回数が多くなれば、ちゃんと5割に近づいていくと思うな。
 本文には、“専門家の多くは「ユーロ硬貨は表も裏も、上下左右も重さは均等なはず」と、首をかしげているという。”とか書いてあるんだけど、私としては、むしろそんなことを言い出したポーランドの統計学者に対して首をかしげたい

 

 ニュース本文  1月10日 産経新聞(*)

  キックオフを決めるコインにユーロ硬貨を使うと、6割近い確率で「裏」が出る−。9日付の南ドイツ新聞は、元旦から欧州12カ国で流通が始まった統一通貨ユーロのこんな知られざる一面を紹介した。サッカーのW杯にはドイツなど欧州の強豪も出場するが、審判が投げるコインにはユーロは使わない方が賢明なようだ。
 同紙によれば、ポーランドの統計学者がベルギーの1ユ−ロ硬貨を机上で回して検証したところ、1000回のうち600回弱は「裏」が出た。ユーロ硬貨の表は共通だが、裏は国によってデザインが異なるため、今度は同紙編集部がドイツの1ユ−ロ硬貨で実験。審判と同じようにコインを投げ上げ、手の甲で受ける動作を250回繰り返すと、やはり6割近い141回が「裏」だったという。
 なぜ「裏」が出やすいかは今のところなぞ。専門家の多くは「ユーロ硬貨は表も裏も、上下左右も重さは均等なはず」と、首をかしげているという。

* このニュースは、産経新聞が運営している“ichimy(イチマイ)”というサービスを使用して、入手したものです。たぶん、産経Webのほうには掲載されていなくて、産経新聞本紙に載っていたニュースだと思われます。

 

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