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体外で育てた眼球を移植…カエルで実験成功

 体外で眼球を育てる、ってどういうこと? というか、眼球って育つもんなんだなぁ。よく、細菌とか培養するみたいに、眼球を培養したとか? まさか。たぶん、受精後の胚から、眼球になる部分だけを取り出してちゃんと眼球になった、という話だと思うけど。
 ニュース本文を読むと、ほぼそんな感じの内容だった。その育てた眼球を、生後間もないオタマジャクシに移植したら、ちゃんと神経もつながったということらしい。「将来的には失明した人たちに対する治療につながるのでは」とか言ってるけど、移植される側は、生後間もなくとかじゃなくてもちゃんと神経とかつながるもんなんだろうか? なんか、すごいね。サイバーなにおいがしてかっこいい。プラントのようなところで、眼球を育てる人たち。

 

 ニュース本文  1月7日 YOMIURI ON LINE

 受精直後のカエルの卵(胚)から未分化の細胞を取り出して試験管内で眼球に育成し、目を摘出したオタマジャクシに移植して視力を回復させることに、東大の浅島誠教授らの研究グループが成功した。体外で育てた腎臓を移植して機能を取り戻した例はあるが、目のような感覚器官の機能回復に成功したのは初めて。
 浅島教授らは、受精から半日たったカエルの卵から「アニマルキャップ」と呼ばれる未分化の細胞を取り出し、化学物質を加えて育て、レンズや網膜を持った眼球を作製。目を摘出した生後間もないオタマジャクシに移植した。2週間後には光に反応し、視神経も脳とつながっていた。
 浅島教授は「アニマルキャップは人の胚性幹細胞(ES細胞)によく似た細胞で、人でも同じようなことができる可能性は高く、将来的には失明した人たちに対する治療につながるのではないか」と話している。

 

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