雪印食品、牛肉詰め替えを謝罪

2002年1月23日 12:39

 今年のasahi.com NewsCardもようやく初日が出ました。asahi.comの人も見出しに気を使うようになったのか、最近、どうもここに載せたくなるようなのがなかったんだよなー。
 で、この見出し。
 あーあ、また雪印が何かやっちゃったみたい。もうこりゃ、会社の体質だね。「牛肉の詰め替え」か……。さては、あれか、狂牛病に感染した牛肉を、安全とか言って売ってたか?
 ふむふむ。この記事では何を言ってるのかよくわからないけど、要するにこういうことだな。狂牛病の検査をする前に処理されていた国産牛肉を政府が買い取ることにしたと。でもって、雪印は「それナイス! うちであまってる、例のオーストラリア牛肉を、国産牛ってことにして政府に買ってもらおう。」てなことを思ったわけだ。ほんとバカだなぁ。でも、狂牛病に感染した肉を売ってたんじゃなくて、よかったと言えばよかった。

 

ニュース本文

雪印食品、牛肉詰め替え認め謝罪 工作は13トン
 
 大手食肉会社、雪印食品の関西ミートセンター(兵庫県伊丹市)が、狂牛病対策で全頭検査前に処理された国産牛を国費の補助で買い取る制度に便乗し、輸入牛肉を国内産と偽って業界団体に買い取らせた事件は23日、雪印食品本社が東京本社で会見し、肉の詰め替え作業などの偽装工作を全面的に認め謝罪した。農林水産省も事実関係の調査に乗り出した。
 雪印食品の吉田升三社長らは会見で「関西ミートセンター長が事実を認めました。オーストラリア産牛肉を国産牛肉の箱に詰め替えた量は13・8トンです。大変申し訳なく深くおわびします」と説明した。

 

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