「ひまわり」限界でレンタル交渉

2001年12月6日 15:26white_paper.gif

 ニュースになりそうで、しかも「カッコ」付きの「ひまわり」つったら、気象衛星ひまわりしか思いつかないけど。それが限界って? 能力的に限界があるってことだろうか。でもって、それとレンタル交渉とはどう結びつくのか? そもそも、この話題の主は誰で、レンタルするのかされるのか?
 ニュース本文を読む。
 やっぱり気象衛星か。その寿命が“限界”とのことらしい。設計寿命が5年だそうだから、結構短いんだな。将来的に宇宙ステーションとかは100年くらい寿命がないとやばいと思うんだけど。それはともかく、寿命が5年のはずだったのが、おととしのH2ロケットの打ち上げが失敗したために、ひまわりをそのまま、もう7年近く使っていて、そろそろ「限界」だ、と。でもって、しょうがないのでアメリカから気象衛星をレンタルしよう、というニュースなようだ。つくづく、H2ロケットの打ち上げ失敗が悔やまれるな。しかし、だからといって、宇宙開発を縮小するようなことがないようお願いしたい。不況も続いているが、関係者の方々がんばってください。

 

[ニュース本文]

延命「ひまわり」もう限界 米衛星レンタルを交渉

 昨年3月で設計寿命の5年を超えた気象衛星「ひまわり5号」の「代役」として、気象庁は米国の予備衛星を一時的に使わせてもらう交渉を始めた。後継機の打ち上げが遅れ、自前では03年夏まで実用化のめどが立たない。このままだと日々の予報などに影響が出かねないと、異例の「レンタル交渉」に乗り出した。(中略)
 H2の8号機(99年11月)が打ち上げ直後に爆破することになり、後継の運輸多目的衛星(MTSAT)は、03年夏(7月〜9月)にやっと打ち上げられる予定。このため気象庁が考えついたのが「レンタル交渉」だ。(以下略)

 

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