ニセモノに担がれるな

2001年5月18日 16:34

 ま、普通に考えれば、何かのニセモノにだまされないよう、どっかが通達を出したってことなんだろうけど。「担がれるな」と命令口調なのが、asahi.com的にめずらしいかなーと思って見てみた。asahi.comから私へのメッセージかも知れんしな。
 ニュース本文によると、ニセモノのワッペンをつくってみこしを担ぐ(“かつぐ”と読むようですな)やつがいて、主催者が困っているとのこと。つまり、この場合の“担がれるな”は、“だまされるな”という意味の比喩ではなくて、本当にみこしを担がれるなってことらしい。
 こういう状況の場合、普通だったら、“担がるな”となるハズが、“担がるな”となっているのは、おみこしの気持ちになって書いているのか、それとも、みこしを担ぐことと、だますという意味の“担ぐ”とをかけていて、asahi.comの担当デスクが得意満面なのかどっちかだな。
 あ、言うまでもないけど、私へのメッセージではなかった。

[ニュース本文]

洗三社祭の「宮出し」のみこし、偽造の参加ワッペン出回る

 東京・浅草の三社祭が18日始まった。主催者がここ数年頭を痛めているのは、氏子しか担げない「宮出し」のみこしを担ごうと、どっと押し寄せる「みこしマニア」だ。担ぎ手となる氏子は本来3300人。全員、主催者から配られたワッペンを張って参加するが、なぜか「偽物」が出回り、3倍の約1万人が殺到する。けが人が出るうえ、暴力団が偽物を販売している可能性もあり、20日の「宮出し」に向けて警視庁浅草署も警戒している。(中略)
 「宮出し」に参加すると、マニアの間で「はくがつく」らしい。「地方では法被とワッペンをセットにした1泊2日のツアーもあるようだ」と話す関係者もいる。(以下略)



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