乗馬療法について


なおちゃんの乗馬療法の団体についての紹介。 BOK Ranchという非営利団体だ。この前のなおちゃんのレッスンで 創始者のひとりと話す機会があったのでちょっと紹介したい。

創始者には二人娘さんがいて、二人とも特殊教育の 資格を持つ先生である。ある時(おそらく15-20年前)娘たちに 誘われて家族で乗馬療法のビデオを見たらしい。両親に 乗馬療法を紹介し、自分たちの希望の進路を両親に伝え、了解を求める ための試みだったらしい。この時創始者夫婦はこの療法にチャレンジしようと する娘たちに反対だったのだが彼女たちの意思が強く娘たちは 乗馬療法の道を進むことになってしまった。その後娘たちはいずれも乗馬療法の 指導員の資格をとるための勉強を開始し、資格習得後自宅で療法を開始する事に なった。

幸か不幸かその日から両親は乗馬療法の運営にかかわることになった。 当初は誕生日パーティーに馬をよこしてくれなどの問い合わせもあり、 療法としての乗馬の必要性、有効性を広く伝え、理解してもらうのに苦労した。 その後 4-H プログラム(詳細が良くわからないが、どうも青少年を中心とした 非営利の団体活動のようだ、ボーイスカウトのようなものかもしれない) として認知度も高まり、NHRA(後述)から乗馬療法の支部として認められる事 になり、現在に至っている。現在娘さんたちは地方で活躍されており、 別の2名の指導員もと療法を行っている。現在年間予算700万円程度で4頭の馬の 飼育、乗馬場の家賃(月10万)の支払いなどあり、なかなか台所は苦しいらしい。 また多くのボランティアによって支えられている。なおちゃんの1回のレッスン 1時間でもボランティアの人が3人ついている。1人が馬の先導、なおちゃんの 両側に1人ずつとまるでなおちゃん様の御通リ状態。 生徒からは4回のレッスンで$95を集めるが低所得者からは取らない方針で 授業料のほか収入はすべて献金、寄付でまかなわれる。 ある生徒の父親は低所得者のレッスン代として年間50万円寄付していると教えて くれた。これは暗に私にも寄付を求めているのか?

BOK Ranchの指導員はNAHRAの指導員の資格を持っている。 この NARHA(North American Handicapped Association) の資格を取るには通常の乗馬の知識はもちろんだが知的、身体的障害を すべて知り、OT(occupational therapist)の知識も必要だ。 NHRA支部は全米で500以上あり、3万人以上の障害者たちが 各支部でNHRAの指導員の元で乗馬療法を受けている。

乗馬療法にもいくつかの流れがあり、なおちゃんの受けているのは Interactive Horse Riding Therapyと呼び、もうひとつHippotherapy (ヒッポセラピ)の存在を教えてくれた。これは馬を完全に道具として使い、 障害者の首、頭をなど体の筋肉を養い、バランス感覚を養うもので 脳性麻痺などによる肢体不自由を克服する療法。 なおちゃんの療法はこれに馬、指導員を通しての人間、動物の係わり合いを 追求する点が異なるらしい。なおヒッポとはギリシャ語で馬の事。 ヒッポは英語ではかばの意味なのです。かば療法、あってもおかしくないかも!

なおちゃんの頑張りぶりを見てください。 なおちゃんの乗馬療法へ


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