November 22, 2004

ラグビー・ワールド・カップ決勝戦とMetroライブ。


今日も雨・・・ 7月に来た時とは大違い。今回は雨にたたられてる、といっても来てまだ2日目だけど。でも昨日なんて大雨だったし。今までは絶対晴れ女だったのに、この前のエコー・アンド・ザ・バニーメンのライブ以来、雨女になってしまったみたいだ。夜のライブまでは止んで欲しいんだけどなぁ・・・

雨も心配だけど、こっちも心配。今日はラグビー・ワールド・カップの決勝戦、しかもオーストラリア代表とイングランドなのね。去年のサッカー・ワールド・カップの騒ぎを思い出す。横浜でもソウルでもワールド・カップの興奮を経験したけど、シドニーでもかち合うなんて思わなかった。(そのせいで、ホテル予約が大変でした!)フーリガンとかいっぱいいたらどうしよう・・・街中パニックになっちゃって、ライブどころじゃなかったりして・・・

Sueと6時にメトロの前で待ち合わせる。雨は降ったりやんだりしていた。傘は手放せない状態。ああ、うっとおしい。メトロはシドニー市内のメイン・ストリート上にあるから、さっきからラグビー見に行く人たちがひっきりなしに通っている。国旗メイクや国旗を身体に巻きつけたキッズたちの姿に、去年の日韓ワールド・カップを思い出す。でもソウルで見た、市民が皆真っ赤なTシャツ着込んで一丸となって応援する姿が一番すごかったな。足早に道行く人たちを眺めながらそんなことを考えていると、まもなくSueがやってきた。彼女は私にも手伝ってもらいたいことがあると言って、メトロの中に入っていった。なんだろうと半ば期待しながら、彼女の後についていく。彼女は受付で大きな封筒を受け取った。封筒をあけると、中にはたくさんのチラシが入っていた。それは今日のライブのチラシだった。彼女はこれからこのチラシをメトロの前で配ると言う。ラグビー決勝戦の影響で客入りが心配だからか・・・? それにしても、手伝いって・・・ もしかしてこのチラシ配り?! まさかシドニーに来て、バンドのライブのチラシを配るなんて夢にも思わなかった・・・ 昨日のメンバーとお茶したことも18年前には想像出来なかったが、今日のチラシ配りだって動揺、いや同様だ。一体誰が18年後にシドニーのライブハウスの前で、チャーチのチラシを配っているなんて想像できただろう?? 
とにかくSueとふたりでメトロの前で配り始めた。それぞれ別の方向を見ながら、道行く人たちに手渡した。だけど、こういうのはほんとに苦手だ。手渡すタイミングがむずかしいし、第一、言葉が流暢でない私は、一体何て声かけたらいいの?? 
「Do you wanna see The Church?」
ええぃ、もうどうにでもなって! それに外国に来て、好きなバンドのチラシ配りなんて、そうそう出来るものでなし・・・ もう気持ちを切り替えて、配るしかない。路上でおよそ1時間(?)ほどたったあたりで、7月のオペラ・ハウスで会った顔なじみの人たちがやって来て、私たちのチラシ配りもこのへんで終了。私はだいぶ余らせてしまったけど、大目に見てもらおう。久々の再会。正直、気恥ずかしい。だって、ほんとにまた来てしまったから。案の定、皆には驚かれるやら、あきれられるやら・・・ でもね、私だって、この11月の連休とメトロのライブが重ならなければ、あきらめてましたよぉ。だけど運良く(?)連休と重なったんだもの。お金? そりゃかかるのは覚悟の上。だけど、帰ってからは仕事が待っている。また働けばいいじゃない。だって人生楽しむために働いているんだから。

メトロの中にもロビーに大型スクリーンがあり、そこでも観戦出来るようになっていた。私たちは試合が始まるまで近くのパブで時間を潰し、その後、メトロに入りロビーで観戦していた。はっきり言って、ラグビーには興味なく、まして日本人の私にしてみれば試合結果はどっちでもよかったけれど、でもここはオーストラリア。一応オージー側を応援していた。
ロビーはますます混雑してきた。ライブ・スペースに通じる奥からは前座バンドの音が聞こえてくる。とにかくチャーチが始まるまでには決着して欲しい。Sueとそう話した。だって、それこそラグビーに客足取られるのが心配だったからね。ロビーにはMartyの姿も見えた。彼はたぶんイングランドを応援しているんだろうな。
決勝戦はイングランドが優勝した。日本では果たしてどれくらい大きく取り上げられたんだろう?おそらくそんなにビッグ・ニュースにはならないだろうな。

Metroでのライブはこれで2回目だけど、いつ見ても素晴らしい。オーディエンスもハード・コアなファンが多く集まるし、雰囲気がとても良い。その雰囲気に応えてくれるかのように、バンドも最高のプレイを見せてくれる。ライブの様子は写真と共にこちらで見てください。ライブ写真Part2もお忘れなくね。

今回は、Peterを除くメンバーのパートナーも見た。奥さんとかガールフレンドはシドニーのライブの時には見に来ているみたいだ。Timの奥様は、普通のとても可愛いひと。チラシを配っている時に、3歳くらいの女の子を抱えて通りかかった。ちょうどMartyが外に出てきてファンと話していたところで、女の子はMartyにとてもなついていた。私ひとり顔が違うせいか、目をまん丸にして私のことを見ていた。すごいめずらしいものでも見つけたみたいに。そんなにめずらしかった? 私の顔。子供って正直だからな。それはともかく、すごぉく可愛い子だった。
Martyの彼女は、7月のオペラハウスでも見かけてた。よくMartyと一緒にいたけど、そのときは彼女とは思わなかった。ショートの黒髪に長身でスリム、で黒尽くめ。ロック・バンドかロック・コンサートではたいてい見かけるきれい目でちょっと目立つタイプの女の子。どう見ても20代だけど、Martyは本当に若いもんね。お似合い? うーん・・・熱心なファンとミュージシャンて感じ。ぜんぜん平気でいちゃいちゃしてるから余計、彼女だとは思わなかった。
そして、Steveの奥様。オペラハウスでは後ろ姿しか見られなかったけど、今回、ちょっと遠めながら見かけたわ。すごくきれいな人ということは聞いてたけど。ただただゴージャス!! 金髪で顔立ちが肉感的すぎて、正直ちょっと、アダルト系っぽかった・・・ 「アンダー・ザ・ミルキー・ウェイ」を共作した前妻、カリン・ヤンソンはどことなくSteveと似ているクール・ビューティだったから、今の奥様は意外な感じ。ちなみにSteveは、前妻の間に双子の娘がいて、今の奥様との子供もなんと双子の女の子たち。これって一体どれくらいの確率で起こるんだろう??
Peterの娘さんたちは成長して、バンドを組んでいる。彼は今は結婚していなくて、ガールフレンドと一緒のようだ。

ライブが終わってしばらくロビーにいると、Martyが出てきた。Martyとは挨拶できたけど、Steveは扉からちょっと顔を出しただけで、すぐに奥に引っ込んでしまったので、結局今回は挨拶できなかった。ちょっと心残り。彼が「アンダー・ザ・ミルキーウェイ」で、「I've got no time for private conversation」と言い換えて歌っていたのを思い出す。オリジナルはぜったいconsultationだったはず。あれは、ロビーで待ってるファンに向けてのimplication(ほのめかし)だったのか? と思わず浮かんだが、それはちょっと妄想的だったかも。

カメラにはあと1枚だけフィルムが残っていた。何かの時のために、私は大体いつもそうしてしまう。それでたいていが1枚残したまま結局何も取らなくて、全部フィルムを巻き戻すことになってしまうのだけど。今回もそうだった。ホテルに戻って、一枚残ったフィルムに気がついて、ちょっと後悔した。Metroの前で最後まで残っていたSueとRayと一緒に写真を取れば良かったなと。でも、まあ、仕方ない。それはまた次回だって良いんだし。
その晩は、テレビを一晩中つけっぱなしにして寝た。音楽番組「Rage」でHomebakeの出演アーティストの特集を組んでいたからだった。チャーチもぜったいに流れるはず。ほんとはチャーチがかかるまで起きていようと頑張った。でも、やっぱり寝てしまった・・・ だけど、ふと目を覚ましたら、なんとちょうどそれはチャーチがかかっているときだった! ちょうど「Unguarded Moment」が始まったばかり。すごい、寝ていてもチャーチが聞こえたら起きなきゃっていう意識がどこかで働いていたんだな。私は新曲「Song in Space」が流れることを期待していた。せめてこちらに来ている間に見たいと思っていたけど、結局、新曲は流れなかった。でも、まぁ、良しとしよう・・・
チャーチに続いてかかったのはINXSだった。そう11月22日はマイケル・ハッチェンスの命日なのだ。それはわかっていた。今回もお墓参りに行こうと思っていたけど、この天気についくじけてしまい、7月に行ったからとごまかして、結局今回は行かないことにした。でも、マイケルのことは忘れないから!

今回のチャーチのイベントはこれでおしまい。あっという間に終わっちゃった・・・ 明日こそほんとに晴れて欲しいよ。

Journal Top

Hosted by www.Geocities.ws

1