November 21, 2003

行ってきました、Spacejunk Studio と New Castle ライブ。


とうとう来てしまった、今年2度目のシドニー、そしてチャーチのコンサート・・・ 朝8時半にシドニー空港に到着。10時半に国内線で到着するSueと国内線ロビーで待ち合わせる。今日は夜からニュー・カッスルまでチャーチのライブを見に行く。ニュー・カッスルはシドニーの北、車で3時間くらい行ったところ。なぜ、そんな方にまで見に行くことになったかと言えば、今日、この後会うVincentが明日のメトロのライブに行かれなくなったため、ニュー・カッスルを提案したからだ。私はもちろん少しでも多く彼らのライブが見たかったから、その話に乗り、Sueも日程を変更して、一緒に行くことになった。それで出発まではだいぶ時間があるので、Sueと私はGlebeにあるTimのスタジオ、Spacejunkへ行ってみることにした。荷物はVincentのオフィスに置かせてもらった。

Glebeへは今まで来たことがなかった。カフェやあたりのお店を見てみると、学生やアーティストが好んで住みそうな、ちょっと倦怠感ぽさが漂う町。パディントンをずっと地味にした感じか。住所を頼りにスタジオを探す。途中、向かいから歩いてくるMartyと出くわした。サングラスをしていたけど、すれ違ったとき、確かにあの鼻はMartyに違いないと思った。足早に過ぎていく彼の背中に向かってSueが呼んでみたけど、彼は携帯で話し中で気がつかず、そのまま行ってしまった。このまま会えなかったら、なんか惜しいことしたなぁ・・・ Martyはシドニーにいる時はこのあたりに住んでいるのだろうかと思った。大体彼の拠点はどこなんだ? ロンドン? それともニューヨーク?
しばらく歩いていくと、ここだと思う建物を見つけた。赤煉瓦造りの2階建て。フラットみたいだ。呼び鈴を押す。誰も出ない。しばらく立っても誰も出てこない。SueがTimに電話をしているみたいだ。やはりスタジオにはまだ到着していなかった。それで私たちはまた来た道を戻り始めた。すると遠くにMartyらしき人がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。彼は近くのカフェに入っていったので、私たちも入ってみると、やはりそこにMartyがいた。私はちょっと緊張した。挨拶は出来てもその先、一体何を話したらいいんだろう? それにまた来たってあきれられるのが不安だったし。
Martyは手にお寿司のパックを持っていた。お寿司が好物だと言う。どうやらランチを買いに行ってたみたいだ。私たちは外のテーブルに一緒についた。彼はおしょうゆをダボダボつけながらお寿司を食べている。Marty、それはちょっと付けすぎじゃない? 彼は表情も話し方も本当に若々しい。だけどそんなMartyもけっこう白髪があったのには内心驚いた。でも、お肌はきれいだし、やっぱりとても45歳には見えない! あと、Marty、もしかして、タバコをやめた? 3年前に見たときは、まだまだチェイン・スモーカーだったけど、今はタバコも持っていないみたいだし。超スリムだった昔と比べたらずいぶん太ったけれど、でも健康的。Martyはとてもグッド・ルッキングだし、ギタリストとしても素晴らしいミュージシャンなのに、とても気さくで、こちらの緊張感もいつしか解けていた。(これがSteveだったらこうは行かないだろうなぁと思う)彼は自分がいかに黒澤明のファンかということを教えてくれた。いくつか黒澤映画をあげていた。私なんかよりよっぽど知っているし、当然見ている。私なんて「7人の侍」と「羅生門」と「生きる」だけだもんなぁ。あと、日本のミュージシャンの名前もいくつか挙げてくれたけど、私は坂本龍一くらいしかわからなかった。けっこう気を使ってくれたのがわかる。
日本の話題をなるべく取り上げようとして、いろいろ探していくれたものね。あと、びっくりしたのは、彼が何年か前に日本に来たことがあったという事実。プライベート?って聞いたら、半分プライベート、半分仕事と言っていた。アメリカかヨーロッパかは不明だけど、どこからかオーストラリアに戻る途中で日本に寄ったんだって。10日間ほど滞在したらしい。行った先が六本木、銀座、赤坂、原宿って言ってたかな。ナイトライフを満喫したに違いないわね! それで更に驚いたのが、私が15年程前に働いていた六本木にあった某レコード店に行って、そこのマネージャーにチャーチをプッシュしたんだって。その店、知っている?って聞かれたから、ええっThat's where I used to work! って答えたわ。まあ、プロモーションの結果は思わしくなかったらしいけど。明らかに私が辞めた後の話ね。Martyが来店したら、私、きっと大騒ぎしただろうし。ああ、Martyに会えなかったのが残念だったわ・・・
そんな感じでMartyと3人でお茶しているところに、Peter登場! 彼はステージから受ける静かなイメージとはちょっと違って、最初の挨拶がひょうきんで可愛かった! 近くで見るPeterは本当に顔が小さくて、スリムな体型は変わらずそのまま。彼はMarty's SpecialとMartyおすすめのヨーグルト・デザートを頼んでいた。なんて皆健康的なんだろう! この後、メンバー皆スタジオに集まって、今晩のニュー・カッスルに向かうんだなと思った。なんでもTimの車に機材も積んで移動しているらしい。ツアー初日の出来が今ひとつだったのは、Timの車が途中故障して到着が遅れたため、サウンド・チェックが出来なかったとMartyが言っていた。移動もすべて自分たちの車でしなきゃならないって大変だなぁとしみじみ感じた。

私たちがカフェを後にする時、Martyが、私ともうひとりVincentもゲスト・リストに載せておくと言ってくれた。やったぁ! そしてSueと私はこの後、Timが到着しているであろうスタジオへ行くため、ふたりと別れ、スタジオに向かった。

スタジオではすでにTimがコンピューターに向かって作業をしていた。彼は何歳くらいなんだろうと思っていたが、Sue曰く、バンドの中で一番若いそうだ。しかもグッド・ルッキングだと言う。その時は意外だったが挨拶した時に近くで見たら納得した。なにしろ80年代はVenetiansというニュー・ロマンティック・バンドでプレイしていたくらいだ。Venetiansは、確かチャーチの前座で昔見たことがあったと思う。ボーカリストは何となく覚えていたけど、Timの印象はまるでなかった。壁に当時のポスターが貼ってあった。うん、確かに彼はハンサムだった!

スタジオに置かれた器材類

壁に貼られた様々なポスター

お仕事中のTim。次回シングルは「Telepath」と言っていた。

Venetians 時代の若かりし頃!

Timはニュー・カッスルへの出発が迫っているせいもあって、あわただしそうだった。スタジオの様子をひと通り見せてもらった後、私たちはスタジオを後にした。そしてスタジオを出てすぐ、今度は近くにあるコンビ二から出てきたのはSteveだった! Wow! これでメンバー勢ぞろいだ。しかもSteveは膝までの短パン姿。なんとも・・・ それにしても、まっすぐできれいな脚! Steveは私がいても驚いた様子もなく、後でね、Marikoと言って手を振ってくれた。Sueは、Steveはずいぶんダイエットしたと思うと言っていた。そういえば、何年か前に見た写真はけっこう太ったなあと感じたけれど、今のSteveは昔とほとんど変わらない体型だ。小麦色に日焼けしていて、本当に健康的で若々しい。 ここであんまり若々しいと強調しない方がいいと反省・・・ 年寄りじゃないんだから。彼らは今でも若い!

Spacejunk Studio のことだけで、こんなに書いてしまった・・・ ニュー・カッスルのライブのことは写真と一緒にこちらで読んでください! ちなみにメンバー全員、昼間会った時とまったく同じいでたちだったとは・・・短パン姿のSteveは、「金ラメ・スーツを用意していたら誰かが押入って、道路に投げ出したから」などと言い訳していたけれど。すごくリラックスした中でのライブで、バンドも始終良いムードでプレイしていたことを、最後に付け加えておきます。

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