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| 洗浄
キャンバスは固定木枠に釘打ちされ、さらに木製の額が釘打ちされていたので、釘を抜いてこの額からはずすことから始める。
次に、部分を試洗浄し、どの溶剤が適切か見る。使ったのは 1)ぬるま湯, 2)水 + アルコール, 3)水
+ アセトン, 4)水 + アルコール + アセトン, 5)Dimetilsolfossido (50%, 100%), 6)Saliva sintetica, 中和にessenza di trementina(テレピン油)。
最終的に洗浄に使用したのはDimetilsolfossido 100%。表面の虫の排泄糞の点々はナイフで削ってとる。次に裏面を紙やすりで磨く。
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| Velinatura(部分表面保護)
洗浄に使った Dimetilsolfossido により、絵具層の表面が隆起した部分が生じたので(中央部)
coletta(膠糊)と和紙で保護する。
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| Velatura(表面保護)
水を湿らせた型紙(修復に使う和紙より厚め)を貼る。
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| 裏面の洗浄
紙やすりとナイフで裏面洗浄。その後、裏面にはアセトンに溶かしたパラロイド3% を防水の為に塗る。
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| Inserti(部分キャンバス入れ込み)
キャンバスの穴と同じ大きさの布を作成。(網目の大きさが同じ布を使用し、縦糸と横糸がオリジナルと揃うように注意)
これを裏から穴に当て込み、その上に穴が隠れる大きさのガーゼを置いて、パスタ糊で貼り付け、最終的に全表面にcolletta(膠糊)でガーゼを貼り、補強。
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| Foderatura(裏打ち)
いつもの油絵修復と同じように裏打ち用仮枠に布を張り、パスタ糊でオリジナルキャンバスと定着させる。
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| Stiratura(アイロンかけ)
前回前々回と同様にアイロンかけ。温度は45-50度、アイロンは3-5kgとかなり重め。
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| Svelatura(ワニス取り)
熱湯とスポンジで表面を保護していた紙をはがし、仮枠からはずし、
木枠に釘で固定する。
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| Stuccatura(ジェソつめ)
うさぎ膠糊とジェソでキャンバスの凹部分をつめ、紙やすりとナイフで磨く。
テレピン油に溶いたワニス(Vernice retouche)を全表面に塗る。
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| Reintegrazione pittorica(彩色)
ジェソの部分、色落ちの部分にまず水彩絵具で着色し、ワニス(vernice dammar;かなり表面が乾燥していたため)を塗り、
次にヴェルニーチェ(ワニス)絵具で着色。
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