種、球根植付けの基本
種や球根が腐っていない限り、適当な時期に土に植えれば、殆どの植物は発芽します。このため、まず健康な種や球根を選ぶことが重要です。大きめで重みがあり、新鮮なものを選びましょう。
種の場合は発芽させるのが難しいものもあるので、小さなポットに植えて、発芽させてから好みのコンテナに移植するのが確実です。但し、植物によっては移植を嫌うものもあります。
また、多めに種を蒔いて、発芽したら間引きする(込み合った部分は、丈夫そうなものを残して処分する)のも手です。ちょっと可愛そうですが、健康な植物を育てるには大切なことです。
これに対し、球根は適度な間隔を置いて直播します。殆どの球根は購入後そのまま土に埋めてしまって構いませんが、アネモネやラナンキュラスのような乾燥球根の場合は、いきなり水を吸わせるとヒビが入って腐ってしまうことがあるので、バーミキュライトやミズゴケに植え付けて、徐々に水を吸わせて、発根、発芽させてから植え付けた方がよいようです。腐食を防ぐ上でも、冷蔵庫の中で発根、発芽させるとよいでしょう。
トップ