自作カラオケ/音源編





↓↓トバしてイイヨ↓↓

カラオケ生活25年、まさかPCで持ち込みする時代が来るとわな!


こんばんは、カーサキです
カラオケデビューは8トラでした.
なもんで、レーザーカラオケが出た頃は狂喜乱舞しましたよ、
「すごい!昔のアニメが観られる!」
実はその頃昔のアニソンを歌い過ぎて、一時期すっかり飽きてました.
(・・ゴメン、ちょっとウソついた、ポワトリンとか観てた!)

最近の萌ソンに走ったのはそのせいもありますが・・まあとにかくですよ、
パチモンCDの音声多重トラックや自作のカラオケをヲクマンで持ち込んだ
あの日々も遠い過去、ついに人類の科学はry
膨大なアニメの主題歌を続々配信するDAM、UGA、JOYに感謝!

おまけに最近はリリースされるCDのほとんどにカラオケが収録されていて、たとえ
著作権の都合なんかで配信されなくても持ち込めるようになりました.
私がよく遊びに行くオフなどでは動画付きで未配信の曲が観られたりして
「初めて本編観た!てゆーか観に来てる」ものも多数あります.

がしかしっ、キャラソンアルバムなんかのマイナーな曲は未配信かつカラオケ
トラックも無いという憂うべき状況がママあります.
怪獣王子とかBRAVE HEARTs -CYBER MIX-なんてどこにもない(この振れ幅;)
またUGAにはあるけどDAMにはないとか、JOYしかないとか・・
(ここでカラ鉄やパセリの選択は考慮しません・・なぜならば!以下削除)
前記の持ち込みでも、やはりオンボーカル(ガイドボーカル、とゆーかそのまま)
音源やボーカルキャンセル音源になってしまうのは仕方ない・・

でもね、ボクの世代は・・とゆーかボクは「カラオケ」への憧れが強いのです.
もってけ! なんてカラオケのトラック(ベースがすんごいの)ばっか聴いてたくらい.
やはりかつての渇望から来ているのでしょうか、アナログレコードってカラオケ
付いてなかったしね!やっぱ歌は抜きたいのですよ!
カラオケだからカラにするぞっ!ウォら!でもMIDIで自作なんて腕ねえぞ!

そこで登場したのがボーカルキャンセラーという便利なもの(ステレオのうち、
センターの音だけを取り除く/昔はL、Rのコードを剥いてセンター繋げて録音)
こいつが自作カラオケ音源の主流なんですが、一緒に抜けるセンター音、ドラムや
ベースが無くてチと寂しい..
元歌によってはボーカルと一緒に色んな音が抜けてワケわからないものもあります.

ここは一発、これも昔はカセットデッキとイコライザーをフル活用した作戦、
イコライザーで歌声を消した音源と重ねりゃイんじゃね?プロジェクトです.
さすが21世紀の科学、昔はdbxでノイズ抑えながら必死で重ねたもんですが
今じゃマウスでクリクリっポンで作れるようになりました(しかもフリーソフト)

「これでアレも歌える!・・あ、動画作れないからポッドでいいや・・歌詞は携帯で」
そんなオチがに待ってるとも知らず・・

↑↑ここまでトバして無問題↑↑


では、いっちょ作ってみます.
今回は愛してやまない伝説の歌姫、AKIの「そよ風の行方」
1999年リリースのデビュー曲、オニャノコは是非歌ってみてください.
(音源聞くときは右クリから別ウィンドがよいです)

そよ風の行方

まずカラオケにしたい音源をwav音源にします.
(ウチでは一旦aifにしてからwavに・・)
mp3から変換も可能ですが、当然CDからのほうが仕上がる音質は良くなります.
mp3でしか持ってない音源やCDを棚から引き出すのが面倒な場合限定で.

ちなみにmp3ではメーカー側が標準CD音質としているビットレート128kなんぞは低過ぎ.
あんなもんCD音質でも何でもありません、中低音ではこもり気味、高音は滲みが酷い.





初めにボーカルキャンセルのために音源を加工します.
ボーカルキャンセルもフリーソフトを使ってますが、大抵の場合CDから直接抜き出して
センター部分を消してしまいます.
(ボーカルだけではなく、ステレオのセンター部分の音は全部消えるので注意)
ところが、CDに収録されている音源の音量(db値)のままだと、エコー部分などで
恐ろしく割れたりします.
この場合、まずこちらで全体の音量(db値)を下げておくと奇麗に抜けます.





これはgainで下げることができます.
75%前後にしておくとボーカルキャンセル時の割れを防げます.
この音源を(Macではボーカルキャンセルのフリーソフトがなかったので)XPに移動、
サクっと抜いた後はまたMacで作業しています.
(offvoなどのファイル名にしておくと分かりやすいですね)

ボーカルキャンセルした「そよ風の行方」

巷の自作カラオケ音源は殆どがこのボーカルキャンセルしたものかと・・
昔はこれで歌わせてくれる豪気な店がありました.
カセットテープ、歌詞は歌本見ながらステージでという素晴らしさ!懐かしい・・

ところでこのボーカルキャンセルした音源、どうしてもノイズが入る場合があります.
こいつは波を確認しながら消していくと仕上がりが良いです.
一目盛ならSilenceで無音にしたり、gainで下げたりイコライザーを使ったりします.
(ノイズキャンセラーがあれば言う事なし)
もしも手間をかけられるなら、キャンセル前の段階で、割れやすい部分だけ下げて
おくのがオススメ、慣れると波形を見ただけで判るようになります.

ここで一つテクニック、
、これも昔アナログで挑戦して大変だった擬似ステレオ化.
ボーカルキャンセルした音源はモノラルなので、こいつを聞いた感じステレオにします.
これは片チャンネルを少し(大体0.15秒前後)ずらすという、デジタルなら楽勝だけど
アナログなら面倒臭い(テープエコーとか使ったり)作業です.

これをしておくとヘッドホンなんかで聴いた時にキレイだし、原曲と編集する場合に
馴染みが良くなります.

これは片方のチャンネル内でコピペするだけで簡単にできます.
例えば今回、全体の時間が4分04秒533なので0から4分04秒521までコピー、
次に0.12秒から4分04秒533までを範囲選択してペーストします.





するとアラ不思議、わずか0.12秒の差がモノラルをなんとなくステレオっぽく
聞こえるようにしてくれます.

ボーカルキャンセルした「そよ風の行方」の擬似ステレオ版



次に、音源編集ソフトのイコライザーを使ってボーカルを消していきます.
私が使ってるYAMAHAのTWE230m、Mac用はフリーソフトです.
Win用ならソフトはたくさんあると思いますが、ウチのマシンはこれ一択
さすがYAMAHAの技術は世界一!これがフリーソフトだなんて、シクシク;嬉し泣き
他のフリーソフトはなんかフリーズとかしちゃってもうね..
ウィンドウズならDigiOn Sound5の無料お試し版とかいいかも
使ったことはないですが;イコライザー装備してるようです

基本的にはボーカルの周波数帯域、その曲の歌声の音域分を消すのですが、
パート毎に消していくとアンバランスになるのであまりオススメできません.
全部まとめて消してしまうほうが潔い音源に仕上がります(てゆかラク)
消す高さは当然曲毎に変わってきますが、女性ボーカルは大体500~1.2kあたりです.
A440、1オクターブ上がると倍なので分かりやすいと思います.
歌い手毎にほぼ高さは決まってるので調べておくと後々いいですね.
(Asriel、angela、ALI PROJECTの3Aは高い)

もっと細かい指定のできるパラメトリックイコライザーがいいんですが文句言えません.
大体周波数毎に二回、合計で-30dbくらいかけると相当カットできます.
、また、抜きやすい声質、抜きにくい声質もあるようです.
ウィスパーがかった声やエコーのきついものは周波数がバラけるので難しい;








パラメトリックイコライザーはイラストレイターでいうパスみたいなもんで、
慣れるまでは挙動がよくワカリマセン;
聞いてみてボーカルがほぼ消えた感じになったら別名保存しておきます
(これも)eqとかerとか入れておくと分かりやすいです.

イコライザーでボーカルをカットした「そよ風の行方」

この程度は残っていても歌ってると気になりません.いや、気にならないどころか
AKIがそっとガイドボーカルしてくれるというなんてゆーかgefugefu


さて、いよいよイコライザーでボーカルを消去した音源と、センターボーカルを
消去した音源を重ねます.

まずイコライザーをかけたファイルにチャンネルを二つ加え、下の2チャンネルに
ボーカルキャンセルした音源をコピペします.





チャンネルを増やすと他の音源も混ぜられるけどカオス





ペースト中!
波形の違いに注目、イコライズ音源ではリズム隊の低音が残ってますね





ミックスするときは4チャンネルまとめて選択する事をお忘れなく.





で、混ぜます.





Mixできたら音を確認、どちらかが強いと感じたら一つ戻って調整しましょう.
よければ余分なチャンネルを消去します.





仕上げにノーマライズ、これはなんてゆーかイイ感じにしてくれます.
ラーメン屋の白い粉みたいな、あるいはガンプラのつや消しトップコートのような・・
%でdb値も変えられるのでレベル不足なら少し上げるといいでしょう.








さらにイコライザーで微調整すれば加工は終了!
あとはmp3なり何なりにエンコードするだけ.

出来上がった「そよ風の行方」のカラオケ

原曲やボーカルキャンセルのみのものと比べてみてね

横着してPCのスピーカーで聞いたりしないように.
ちょっとガイドボーカルしてくれてるみたいなとこがまたね・・萌

さらに、タグを打ち込んでWinAmpを使えば歌詞表示、動画さえも観られるようになります.
そんな猛者の皆さんのおかげで最近のアニメも何とかOPだけチェック;
自分でイメージ画像描いて組み合わせたりも出来るようで、これなら猫並みの
私の脳でも挑戦できそうであります.
(*注意点:どうしてもボーカルを抜きにくい曲もたくさんあります
 エコーの強いもの、ボーカルがLRに分かれているもの、モノラル音源等々・・
 また、大抵の曲はスネアが全滅するのがネック;)


とゆーワケで皆さんもカラオケ作ってみてください.
「あれ歌いたいけどカラオケないんだよなー」って方はもう是非
コーラス部分とかよく判るようになったりして発見も多いし、試行錯誤を
繰り返すとイイモノができると思います.
ボクは30ほど作って、ようやく最初の頃に作ったのより満足度が高くなってきました
慣れてくると一曲30分くらいで出来るしね!






まあ俺はAKIを全曲カラオケにすりゃ満足なんだけどな!!
次は歌詞表示編・・ちょ、教わってくる;




(c)2009 MachWorks 音速工房 川崎隊長 最終更新2009.1.20




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