コラム

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コラムでは過去の掲示板の書きこみなども掲載しています。プロレス関連のコラムを大募集しています。 プロレス界に言いたいこと、思うこと…。コラム投稿についての詳しいことはこちらをご覧ください。
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eternally 〜永遠に終わらない大河ドラマ〜

 この約一年の間に様々なことを見、触れ、経験した。そして考えた。 自分にとってプロレスとは何なのであろうか、と。 業界のシェアだけで見てしまえばプロレスがもっとも注目を得ているという意見に対しては反論が数多くあるだろう。 ご存知のように現在の日本では様々なジャンルの興業が 行われ、それによって人々の目も以前にも増して研ぎ澄まされたものとなっているはずだ。 事実、自分もk-1も見ればprideも見るしプロレスだって見る。 そしてその全てがそれぞれのカラーを最大限に引きだし魅力的なものとなっていることは有無を言わさず認めたい。

 しかし、プロレスにしかない、プロレスでしか表現不可能な、会場で生で観戦するときなど特に、 ドキドキするような(月並みだけれど)臨場感、緊張感。プロレス会場だけの、プロレスだけの独特な空気が必ずある。 何よりもプロレスほど感情移入を施して観ることの出来るものはない。 以前、ターザン山本氏の書いた「プロレスファンよ感情武装せよ」という本の中に、近い答えを発見できた。

 新日本のリングの雰囲気が'02夏のG1以降、大幅に変わったと思うのは私だけではないだろう。 外敵軍団のバリエーションの豊かさ、今まで新日本のマット上で見たことのない新しい未知の領域である。 恐らく日本のマット界は急速にその形を変えようとしているのであろう。 アメリカWWEは世界ツアーをも成功させた。 WWEには人々を虜にさせる計り知れない創意工夫があるのかもしれない。新日本のマットだって決して負けていない。 私たちに夢を与えてくれた、我々が勇気をもらったプロレスがある。という事実を礎として、いかなる時代にも対応した、 我々のニーズに呼応するプロレスを展開してほしい、それが我々の願いである。

 今現在、混沌としたプロレス界の中で実績、パフォーマンス、人間性、 ジャンルを問わずレスラーとしてパーフェクトな才能に恵まれた「蝶野正洋」しか今後のkey personにはなり得ないのではなかろうか。


コラムテーマ:92年G1クライマックス
作者:管理人

最近出たG1総集編のビデオで見ました。特に蝶野がNWA世界ヘビー級王座を手に入れた92年のリック・ルードとの一戦はめちゃめちゃ感動しました。首の怪我を押しての強行出場、目に涙をためながら 「もう首が据わっていない状態だった、心の中では何度もギブアップしていた、試合前、朝起きると登校拒否じゃないけど電話1本いれて"今日はもう、できない…"って言ってたかもしれない・・・でもここまでがんばってきて本当によかった」 というようなコメントがすごく印象的でした。あの蝶野選手が感動で泣いているのはなかなか見れませんよね。 セコンドには新日本の選手全員がついていて蝶野に檄を送ってました。 試合前のマサさんインタビューにも「ベルトを取って新日本の名を世界に轟かせます」と応え、見事に奪取しました。 今の蝶野選手の歴史はここにありという感じがしました。試合は29分44秒ダイビングショルダーアタックからのフォール勝ち、蝶野のテーマ曲である“FANTASTIC CITY”のスローバージョンが場内を興奮の渦に巻き込みました。 80年以上のの歴史を持つNWAのベルトに名を残したレスラー蝶野正洋はやっぱりとてつもなく偉大なレスラーなんだなぁと思いました。


コラムタイトル:頑張れ蝶野!
作者:BigPunisher

最近、蝶野自身が負け込んでいるのを見て賛否あるだろうがちょっと一言。蝶野は首の怪我以来、ほぼ全試合出場でしょ?橋本や武藤よりは少なからず疲労が溜まっている筈、武藤だってあの試合数で限界って言ってるし、橋本は試合してないし。蝶野は怪我の部分では言わないけど武藤よりきついと思う。そこにつけ込んで、みんなが蝶野を狙うから・・・ それに本当に頭のいいレスラーだから、シングルの大事な試合意外 は手は抜いていないんだけど、無理はしていない。今、欠場したら、ニュージャパンはかなりヤバくなるのを彼は分かってるし。三銃士の中で起動してるのは蝶野ただ1人だから。彼はプロレスの為に良く頑張ってる。 それから俺は首の怪我をしたことがある。未だに後遺症で生活に支障がある時がある。だから蝶野はもっと重いでしょ?マジで良くやってると。だから蝶野って弱いよとかいう奴には「テメェが首の怪我の後遺症を抱えて試合できるか?お前に頭があるか?」言ってやってる。 蝶野がメディアに対応せず健介みたいに試合だけに集中できれば、NWAを取った時ぐらいの力が出せると思う。だから今、彼に試合の強さだけを求めるのは酷だと思う。NWO時代から彼は試合だけに集中できなかったし、メディアに対して一番気を使っていたのは蝶野だけだから。滅多に無いけどキレた時の蝶野って凄く怖くて強いしね。 それに蝶野は前回の渕戦の時なんで、GAME TIMEあんなにかかるの って友人が言ってた。でも蝶野のスタイルはどんなに自分より格下クラスのレスラーでも相手の実力を全て出させる。それが自分にとっては一番きついんだけどね、本当は。それに渕自体、性格は嫌いだけどレスリングはできる人だから。今まで短時間で終わらせたのは中牧戦位じゃないかな、怒ってたねーあの時は。 最近プロレス見てないけど、俺は何があっても蝶野だけはを応援していきたいです。人間的にも凄く素晴らしい人だから。 長々とすみませんでした。 頑張れ蝶野!Peace!! ※掲載はメールにて許可を頂きました


コラムテーマ:戦いの未来予想図
作者:DJ TAKO

正しい引退の勧めとプロレスラーのその後。 プロレスラーの引退と言えば、引退前と引退試合は華やかで、 その後は誰も知らない。おそらく、第二の人生で失敗して復帰と言うイメージが強い。 プロレスラーのその後って、暗いって言われてる。 それは、一部の選手が自分の過去をむやみに、引っ張りだして、自分の復帰の正当性を述べているからだと思う。 それゆえ、引退したくても、できない選手が増えてきてしまった。 しかし、引退後、いい人生を送っている人もいる。 今日はそんな人を紹介する。 今のプロレスは悪循環である。やめたくても辞められない。 辞めた人間が辞めてからの悪い情報。若い選手が古い選手のせいで出番がない、誰もなりたがらない。結局、それによって起こる、マンネリ化。 大きい人もレスラーにはなりたいが、チャンスがないから誰もプロレスラーにならない。 だから、レスラーは縮小化する。日本のプロレス人気の低下はこんなとこにあるかもしれない。 お隣の国、アメリカはどうだろう?プロレスラーはいっぱいいるが、ドル箱レスラーはほんの一握り。(WWF)リストラや解雇が盛んだから、すごく循環がいい。受け身のできないレスラーがいるが、多分、それらは自分で学ぶものらしい。(アメリカ流、自分のことは自分で。)辞めたドル箱レスラーはハリウッド・スターになるものだと、みんな思うかもしれないが、 それはハルク・ホーガンくらいだ。(引退したらどうなるかわからんけど。)ジェシー・ベンチェラ(新日来日時代はしょっぱいレスラーだったらしいが。)がアメリカの州知事をやっているのは例外として、大体は、コーチ、個人道場、WWFへの登竜門的、マイナー団体の主、レスラーのマネージャー、解説者など、結構道はあるもんである。有名なレスラーはだいたい進んでこの道を進んでいる。 例をあげれば、サンアントニオでWWFの傘下TWAのHBK。 HHHやチャイナを育てた、キラコワルスキー道場。 かのNWAチャンピオンのジンニジンスキーも団体を持っている。 アメリカ人レスラーにとって引退後はそんな暗いものでもない。 日本はタレントになろうとしているケースが多い気がする。 しかし、タレント活動できるのは現役だからであって、引退すれば、所詮ただの人。 女子レスラーにその傾向は多く見られる。 日本人にもいい引退をした人がいる。 他にもいるだろうが、この3人を我が輩はあげよう、猪木、アニマル浜口、 キラーカンである。猪木はいろんな事を言う人がいるので、後にとっておくとして、 アニマル浜口とキラーカンは実にいい引退後の生活を送っている。 この二人の引退の理由を述べる必要がある。 (昔の某プロレス雑誌で藤波がアニマルの引退を止めていたのを見て思いついたのだが。) 長州と共にアニマルとキラー・カンは新日から離脱してジャパンプロレスに参加した。 そして、全日本との提携と日本テレビとの契約を結んで、全日本と共に戦っていた 。しかし、長州が突如、新日へUターン。馬場は長州等、離脱組を激しく非難。 そんな中、馬場、トップの長州、出て言った新日を立てる為、この二人は引退を選択した。 アニマルやキラーカンは割と知名度のある選手である。下手なインディーの選手でも、 今のこの二人にかなわないだろう。当時は、引退を止めようとする動きもあったが、今考えるといい引き際だった。 この二人の選択は、アニマル浜口がアマレスもしくは素人向けのプロレス道場、キラー・カンが居酒屋であった。 ちょっと話が変わるが、かつて、故ジャンボ鶴田氏が全日に入団する際、『全日本プロレスに入団します。』と言ったのは、有名だが。 これはプロレス関係者から失笑を買っているが、まったく的外れな言葉ではないと我が輩は思う。 所詮、プロレスラーは仕事をして金を稼ぐサラリーマンと同じである。(それは野球選手、サッカー選手も同じ)ただ、 職種が普通と違うだけである。プロレスラーは体が頑丈なのに、辞めれば、ほとんどヤクザ者。 ちゃんとした定職につけないだろうし、かと言って路頭に迷ったら悲しくなる。 鶴田氏は引退前後、プロレスラーの引退後の事を考えた研究をしていたと聞く。 (そんな鶴田氏の志半ばで死んだ事は残念でならない。)そう考えると一番なのはプロレスラーの育成、 コーチなんかがプロレスラーの仕事かもしれない。 話を二人に戻そう、アニマル浜口もキラー・カンも結局は引退後は成功したと言える。 キラー・カンのお店は今では、テレビなどで紹介されるほど、いい店らしい。(名古屋なので行けない!! 一度行きたい!!) やはり、プロレスの道場で鍛えた、根性、ちゃんこ作り、キャラクターが生きているのだろう。 (アンドレ・ザ・ジャイアントの足を折ったという、称号を持ってるからな。) そして、アニマル浜口は(途中平成維震軍vs昭和維新軍との抗争の際、復帰したが。) アマレスで、娘の浜口京子が世界王者、全日に大森、新日に小島、大谷などを育て、 馬場、長州は相当恩にきていただろう。二人とも人を立てた為、その引退後はいい物になった。 (世間的には信頼があるはな。)実際、全日分裂の際、今ノアの選手の内の一人はどちらにも迷惑をかけれないから、 引退を決意したが、三沢が全日を潰す為、無理やり引き留めたと言う。 物量で全日に対抗する為らしいが、今のなりふり構わない全日を見ると先が見えているし、そんな事する必要もなかった。 むしろ、ノアの選手に払う給料でいっぱい、いっぱいである。 引退する事は何も悪くないし、プロレスラーにとっての死ではない。 その選手が誰だがわからないが、引退もプロレス界の為には必要である。 船木も『パンクラスで誰も引退しないから俺が引退した』なんて言っている。 明日のサラブレットを育ててみるのもそんな悪い事ではないと思う。 最後に猪木を述べたが、現役時代末期、猪木は失笑や、ギャグのネタにされていた。 現役にこだわるあまり、いろいろ言われた。 しかし、引退後、実に彼は輝いている。 現役時代は、プロレスの事、プロレスへのプレッシャー。 何か暗かった、時代錯誤に感じてしまった。 しかし、プロレスへの将来の事、小川や藤田へのコーチ。 明日の事しか考えなくなった。 一部で、今年の力道山イベントで猪木は復帰したなどのブーイングを飛ばす奴がいるが、あれはプロレスごっこである。 そう、素人とただじゃれ合っただけだ。(本気にプロレス復帰ならタッキーを間違いなく殺している。) そしたら、情けない事に一番注目を浴びてしまった。 タッキーや、猪木がマスコミで大きく取り上げられたが、 それに食われたその他のレスラーへの批判とむしろ受け止めるべきである。 猪木はプロレスを知らない人でも知ってる有名人だから、将来を優遇されてるって言うかもしれんが、それもまあ、仕方ない。 少なくとも、引退前よりも、プロレス界は猪木に揺さぶられている!! 結局、猪木は明日のサラブレットを育てたくて、せんじんの谷に突き落としたくて仕方ない。 (ライオンだしね、新日のトレードマークは) ここでちょっと詩を書きたい 現役にこだわる必要はない、 引退という道をゆけばわかるさ。 道は自分でなく、 育てた明日のサラブレットが開いてくれる。 力は力、頭脳には頭脳、愛嬌には愛嬌。 君には君の道がある。 明日は暗くはない。 だから、進め明日へ。 そしてこれは新日に言いたい、今、みちのくが藤田、浪花の離脱で苦しくなっている。 新日の傘下という形でもいいから残して欲しい。 後、新日人気の強い、名古屋、大阪に素人でも参加できるプロレス道場を作ってほしい。 そして、その中で何人かの選ばれた人間で地域密着型のローカル団体を形成してはどうだろうか? いい人材がいれば、新日のリングに昇格できる。そして辞めた選手がそれらローカル団体へコーチに行く。 そういうシステムが日本でもできればな。 地域密着はある意味欠かせないものであり、インディーが乱立する必然もなくなる。 (ただ、今はあまりにも新日独走状態かな?)


コラムテーマ:失われた風景〜アンディ・フグの功績〜
作者:DJ TAKO

アンディ・フグが死んだ、最初、この話を聞いた時、何か変な冗談を言っているのかと思った。病死なんてするわけない。しかし、こうやって人間は突然、明日にでも死ぬのかなと一瞬、思った。彼はまだ35歳である。しかし、彼の功績は偉大なものがある。 それはプロレスに失われた風景をK―1と言う違うジャンルで復活させたのだから。はっきりいって私は日本人絡みのK−1、最近ではボクシングにも興味がない。(格闘技以外なら、海外のサッカーは好きだけど、Jリーグには興味が無い。)それは何故かというと、他のコラムで述べたけど、日本人は特質的に、勝ちたいと思うよりも負けたくないと思う気質があるのだと思う。 (目立ったもの勝ちみたいなプロレスは除く)プライドは今はそんな事はないが、その内、そういう、風潮がでて来なければいいなと思う。やはりこういうスポーツを見る場合、KO、などの様な豪快な勝ちかたをファンは望む。やばくなったら、ブレイクして、最後は判定勝ち、そんな展開をファンが望んでいるとは思えない。 以前にも述べたが、K―1などの立ち技格闘技は今、技の品評会になっていると述べたが、K―1は外人で持っている様な気がする。 外人選手がファンの気質を知っているかの様に。特にその中で、アンディ・フグはまさにサムライだった。かつてのパトリック・スミスやマイク・ベルナルドにリベンジした時、リベンジが流行語となるくらい、 フグはファンから指示を受けた。こんな風景をかつて日本のプロレスでも見た事がある。全日本プロレス、新日本プロレスは外人半分、日本人半分という具合だった。新日本の場合、外人選手がアメリカのメジャーから干された人間、(例:ハンセン)無名の選手(タイガー・ジェット・シン、ホーガン、)などを集めた。しかし、新日本の場合、発足当時、NWAなどのアメリカの主要団体から締め出されたので、こういう知名度の低い選手しか集められなかった。後に大スターになるホーガン以外は所詮はヒール選手どまりだった。しかし、全日は異種格闘技戦をやらず、プロレスのみでファンを集めたのと、 アメリカのメジャーNWAと提携していたので、超有名なハリーレイス、ジン・ニジンスキー、ファンク兄弟が来日した。特にファンク兄弟はマンネリ化してきた馬場よりも会場人気は高かった。特に全日の場合、日本人選手よりファンク兄弟、マスカラス兄弟の方がファンの間では人気が高かった。そう今のK―1の様に。まさに今プロレスで失われた風景がK―1のリングで起きている。(K―1が全日で、プライドが新日か?)外人vs日本人を意識したマッチ・メーク。遺恨マッチ。まさに昭和プロレス。しかもそれでいて、はっきりとした試合結果。 しかし、アンディ・フグの場合、凄いのは例えば、全日の場合、ファンク兄弟の人気が高くとも、プロレスを知らないファンが会場を訪れる場合の理由としては馬場を見たくて来ている。ちょっと前の新日だと、長州が会場人気では一番だが、猪木はプロレスを知らない人でも知っている。今でこそ、ベルナルド、アーツ、ホースト、フィリオなどが人気があるが、K―1を知らなくても知っているスターと言えば初期のK―1なら佐竹と答える人もいるだろうが、(ほとんど試合を欠場して、プライドに移籍したが、)K―1の歴史上ほとんどがフグと答えるだろう。日本のスポーツでは野球とかを合わせてもここまで知名度のある選手はいなかっただろう。しいて言うならアイルトン・セナ(F1)くらいか? 外人が日本のスポーツで、ここまで看板選手にのし上がったのだ。 今回のフグの死亡をついセナの死んだ時を思い出す。あの後、看板選手を失ったF―1は好き者だけがみるマイナースポーツと化した。 意外と今回のケースに似ている。K―1はすぐそれに変わる選手を見つける必要がある。K―1はジャンルとしては確率された、しかし、それはこれ以上大きくなれない事を意味しているかもしれない。我が輩がフグのベスト・バウトを選ぶとしたら、K―1リベンジでのパトリック・スミス戦、K―1トーナメントでのマイク・ベルナルド戦。(2度目のリベンジマッチ)我が輩はプロレスファンのせいか、どうしてもプロレス色の濃い物を選んでしまう。


コラムテーマ:全日本プロレス三沢退団
作者:DJ TAKO

1.新日ファンは三沢とその支持者の退団が濃厚とみんな見ている。 でも、俺は違う。三沢の辞任は、結局、二足のわらじが(あるいは3足?) はけなくなったからかもしれん。実際ここの所の三沢の動きはかなり 悪かった。でも、ただ、社長を辞めただけで、三沢は全日を退団したわけではない。 (ただ、武道館でいやな雰囲気を感じたのは俺だけじゃないはず。) もし、次の社長が馬場元子なら、分裂かもしれん。 でも、まだ、それが確定ではない。聞いた話では、もし全日が分裂したら、日テレはプロレス中継を打ち切るらしい。 今まで、プロレスの隆盛、二大メジャーを誇ってきた、この図式が崩れる事は絶対によくない。(まさか、これが長州の言う、とんでもない事?) 確かに、三沢、小橋が新日のリングに上がれば、盛り上がる。 だけど、それは一時期の事で新日の独走はよくない。ある程度のライバルがいなければ。 それが、あって新日も栄えてきたと俺は思う。 だから、俺は全日にエールを送りたい。ただ、三沢は社長を辞めただけだと。
2.もう、新日vs全日の対抗戦は夢の中のお話だろうか・・・・、 俺は新日ファンだが、全日を二度見に行った。その時見たジャイアント馬場を見たが、とにかく大きかった!! 大槻ケンヂが言う、『馬場さんがただ試合をしてれればいい。』一度は特リンで見た時、その偉大さがわかった。なぜ、馬場が、猪木と共に、戦後の英雄なのか。 死ぬ前に見れて光栄だった!!(新日・全日関係なく馬場を見た方がよかった。全日ファンで見た事ない人なんか、羨ましいなんて言ってたな。)だから、馬場が死んだ事を今考えると、カレー粉のないカレーである、今の全日は!! しかし、三沢全日はいくらでもなれる。シチューにでも、肉じゃがにでも!! しかし、元子ら保守派はカレーにしかなる事を望まなかった。 もう、馬場さんはいないのだ、馬場と言うカレー粉は誰にでもなれるものではない!! だから、三沢はもう、全日で存在できないのかもしれない!!しかし、俺は三沢・小橋に全日の看板を背負って欲しかった!! みんなが夢見た全日との対抗戦!! だが、時代錯誤な全日にファンも選手も誰もが見放すに決まってる。 レスラーとファンがあってのプロレスである。 これはファンとレスラーを無視した、大量離脱(解雇?)である。 馬場さんだって、全日vs新日の対抗戦を望んでる事ぐらい知ってた。しかし、今の全日フロントは、何考えてるのだろう。 素人にT−シャツ作らせて売れるか? 社長なのに、株券を持ってない事なんて考えられるだろうか? もし、三沢か川田が新日のリングに上がっても、私が望んだ新日vs全日の対抗戦ではない。 私が望む夢は今、幻へとなりつつあるのか?



コラムタイトル:蝶野の存在感
作者:管理人ヒロ

まず蝶野は本当に仕事一筋でこれほどまでにファンの事を考えているレスラーはいない。 マイクアピールひとつ取っても蝶野は圧倒的な存在感でファンを一瞬で魅了する。 過去武藤NWOとの抗争の際に蝶野の“テロリスト集団”による大流血事件があったが、あれはファンにもマスコミにも T2000の存在感を見せつけたベストな試合だったとおもう。試合後には「絵が欲しいんだろ!言葉で分かんねーから絵で見せてやったぞお前等に!」 とマスコミにぶちまけた。 あの試合を見ても、まだ蝶野の行動が理解できず否定をするファンはいないとも思える。 蝶野のアピールを見れば、誰でもその圧倒的な存在感にファンにならずとも強烈なインパクトが残ると思う。 それから1・4東京ドームでの武藤との決着戦!あの入場シーンを見て思ったことは役者が2人揃って さらにこのときの蝶野のインパクトは強烈だった少なくとも今の新日本正規軍同士の戦いでにこんなにも強烈なインパクトを与えられる 試合が組めないと思う。さらに10人体制になってからは毎日のように各会場ごとに新メンバーの紹介、 そこでの主役も間違いなく蝶野だ。はっきり言って小島、天山もT2000に入るときには「目的が一致している、立場が同じことが条件」 とは言っていたけれどいまのT2000を見ても蝶野なしでは120%成立しない。 小島、天山もベテラン蝶野に任せようと思っているのだと思う。 (小島は武藤NWOの頃のほうが居心地がよかったというが) 蝶野は人の扱い方も本当に巧い。大仁田厚を一時T2000に入れたのも 週刊誌によれば話題集めのようにも書かれていた。野球で言えばジャイアンツのようなものらしい。 それから一気にファンを集めT2000の勢力を拡大した蝶野は本当に天才だと思う。 蝶野自身も「こんなに居心地のよいチームはない」と言っていた。 それでいて蝶野は新日本、本隊(他団体との抗争)のことも常に考えている。 96年2月狼軍団のときにIWGPタッグ挑戦者決定戦のときにも蝶野は大手術を施して間もないときに 会場にやってきた。蝶野は「資格がない奴らに挑戦させる権利がどこにあるんだよ!資格あるやつらが挑戦するんだろうが!!!」と言っていた。 自分の育ってきた新日本で他団体が活躍することは絶対に許したくないのだとと思う。 97年大日本との対抗試合でも中牧昭二相手に瞬殺だった。 新日本の恐さを見事に見せつけた。蝶野は烈闘生でインディー批判やVT批判もしている。 でも蝶野は敢えて新日本はそういう類も受け入れていく団体だとも言っている。 そういう蝶野が他団体の選手にプロレスの厳しさを教えてやっているようにも見えた。 そして小川、橋本の抗争が始まったときにも蝶野は実況席で「最悪だよ。新日本(フロントの人間達)は腐ってる、 選手をおもちゃにしてるよ。」とコメントした。 今の新日本が変わらないのなら俺が変えると蝶野は動き出した。 蝶野の考えていることは本当に先が読めない。ワールドプロレスの辻アナが言っていた「蝶野は歴史上の人物に並ぶ偉大な哲学者」 と言っていたことが理解できるような気もしてきた。 今年のG1、さらには年内になんとしてもIWGP挑戦権を奪い取り挑戦して欲しい。



コラムタイトル:蝶野正洋論
作者:管理人ヒロ

 蝶野はヒールレスラーでレスラーだろうがアナウンサー相手だろうが屈しない。 相手がどんなゴツイ体で恐かろうとも蝶野は一歩も引かない。 プロレスのストロングスタイルと言うのは蝶野のようなレスラーの事を言うのではないだろうか。 俺は蝶野にこそ真のストロングスタイルが入ってると思ってる。 蝶野のモットーとしていることは『楽して勝つ』ということである。 「でも、楽して勝つには頭を使う」グレイゾーンにはそのようなことが書かれていた。 蝶野論は本当に奥が深いと思った。 蝶野は5・5で藤波と対戦する。 以前IWGPベルトを奪取したとき蝶野は「藤波はスピードもあってパワーもある、新日本プロレスの中で 俺を抜かした中ではトップを張ってた事は認めるよ!」という事を言っていた。 蝶野の仲人も藤波が務めている。蝶野は昔から、橋本が猪木を、健介が長州を慕っていたように 先輩に付いて行くということはあまりしていなかった。むしろ蝶野はそういうことが嫌いだったという。 蝶野は真面目で仕事一筋である。橋本や武藤が先輩たちに酒を死ぬほど飲まされていた頃も、(蝶野は酒が飲めないので) そういう類には嵌らなかった。そういうことが原因かもしれないが蝶野には先輩後輩の図式は無いらしい。 しかし自分には蝶野にとって藤波は特別な存在であると思った。ノールール予告をした蝶野。クビ発言をした藤波。 でもこれは何らかの藤波への訴えのようにも思える。とにかく蝶野には5・5だけでなくその後も藤波とはぶつかって欲しい。 蝶野が引退試合の相手でもいいと思う。



コラムタイトル:最近の新日本の人材不足について
作者:AKITAのAKIRA さん

最近の正規軍は深刻な人材不足であると私は思います。 両国の10−10でも、T2000側のメンバーには比較的余裕が ありました(あえて問題があるとすればス−パ−J)が、それに対し、 正規軍は10人集めるのだけで一杯一杯、という感じでした。 金本・安田を登場させ、ライガーを小島に当てていたことが、そのことを 物語っているといえます。 正規軍は「強い人を選抜して、反乱軍のT2000にぶつけて、完膚なきまでに やっつける」のが目的である以上、私は「なんで金本・安田が選ばれる?」という 印象を最後までぬぐいきれませんでした。 それほどまでに正規軍は人材不足だといえます。 健介や橋本などの「大砲」はあったのですが、それに準ずる戦力がなんか中途半端でした。 永田や中西はよく言っても「バズーカ砲」で、2人ばらばらだと時には 「サブマシンガン」レベルにまでなってたりしています。 そのような状況で、T2000が必然的に目立ってしまう状況が続く中、 先日、エキシビジョンの5−5がありました。 結果は予想通りの圧勝でした。 しかも、2人残りでした。 これは、「T2000が強いから」というより、「正規軍が戦力不足だから」負けたと いえるでしょう。 5-5も、吉江とライガーが出てきた時点で「数合わせ」がミエミエでした。 吉江は先の天山戦でまだ荒削りだというのがばればれだったし、 ライガーは、健介戦で「ヘビー級進出は難しい」と言う不名誉な太鼓判を押されたのにも かかわらずの参戦です。 これではT2000も「負けたくても負けられない」と言う感じになります。 最後の中西の粘りも、どことなく悲壮感が漂っていました。 健介が頼りで、もし健介が潰れたらその穴をカバーする人が皆無なのです。 中西のアルゼンチンと最後の粘りは、ある意味、そのことに対する 警鐘だったのかもしれません。 さらに、私をびっくりさせたのは、その直前の3本勝負でのヒロさんと犬軍団の相手が あの大谷らのジュニア軍団だったことです。 まさかヒロさんをなめきっていたわけじゃないでしょう。 様子からしてジュニアを育てる為でもないでしょう。 正規軍の人材不足は本当に深刻です。 第三世代(特に天山)は今が伸び盛りなのに、好敵手となるはずの武藤はWCWに 移籍してしまい、橋本は半引退状態、山ちゃんは引退、西村は病気療養中、 将来が楽しみな福田君は残念ながらこの世にいない、と今の正規軍は 問題がありすぎです。 成長の要素を不器用な健介やレスリング色先行の永田・中西に求めざるを得ない 小島・天山は言わば「兵糧攻め」を受けているような感じです。 新日は、これでいいのでしょうか。 新日は「キング・オブ・スポーツ」を旗印に、どんどん突き進んでいかなくてはならない 団体です。 自爆してどうするのですか。 T2000に頼り切ってていいのでしょうか。 それなのに、おいしいところはことごとく正規軍がもっていこうとしていいのでしょうか。 IWGPが泣きます。 力道山が泣きます。 スポンサーが泣きます。

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