'ippo1b' from txt
Nifty lib up;
- 97.10.11微改
などと再見と言った舌の根も乾かぬうちに〜
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///////// (オマケ) ///////////////////////////////////////////////////////
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Garbage Collection '(Dash) By IPPO 護魅箱漁りの一歩君 β版
さて、皆様。毎度、ダウンロードして戴き恐悦至極。これは『ゴミ箱あさりの一歩君』の裏バージョンでございます。大抵、一歩は、UP前に、その作品を大幅に改訂してみたり、同じネタ、同じアイデアで別のストーリーを組み立ててみたりしてる訳です。そのうち、より面白いと自負する方をUPするのですが、悪夢を見ます。…捨ててしまった方が本当は面白かったかも…この悪夢を解消するには、捨てた方もUPして、皆に評価を聞くしかない!そう、これは、そんなはた迷惑でゴミbitなデータな訳です。それでもよければ、見てって下さい。
The Garbage of Garbages の栄冠をこのβ版に捧げよう。うははははは
####### 目次 #######
タイトル (行数) 製作開始
(1) 義体化 (加筆前版) (053) 96.11.?? -
(2) 補完装置 (167) 96.11.18 -
(3) 時計 (腕時計 対応) (067) 96.11.?? -
(4) トランプの表 (070) 95.11.17 -
(トランプの裏 対応)
(5) 二つの知性 (C言語版) (063) 96.12.06 -
(6) こころのゆくえ 〜悪魔編〜 (119) 96.12.?? -
- silver hearts -
(7) こころのゆくえ 〜闇魔編〜 (134) 96.12.?? -
- silver hearts -
最終チェック&加筆修正 96.12.31
####### 作品 #######
義体化
「おい、妹よ」
「なぁにぃ」
「やっぱ、俺は決めたぞ。変える」
「ええ、止めてよぉ」
「うるさい。俺の勝手だろうが。結構無理に使ったからなあ、体、あちこちにガタが来てるんだよ。特にコイツは酷くって。今のままじゃ色々とつらい」
「やだなあ、身内にサイボーグだなんて」
「これがサイボーグなんて大げさなものかい 」
「でも、人工物を体にはめ込むのには間違いないじゃん」
「いいの、これぐらいは。誰でもやってるじゃん」
「そりゃあ、まあ、友達にもいるけどぉ。お金もかかるよ?」
「いや、それが、今と大して変らんらしいんだ」
「ほんとかなあ」
「明日には専門の医者の所に行ってくるから。お前も行くか?良い機会だろ」
「結構ですぅ。私は今のまんまでいい」
「ち、勝手にしろ」
「あた、やっぱ結構痛い」
「ほら、やっぱり痛いでしょ?」
「うるさい、慣れるまでだ。慣れればこれが普通になるんだ」
「今までと違うから、違和感あるんじゃない?」
「慣れれば前よりこっちの方が自然になるって」
「無理してまで変えることなかったのに」
「無理なんかしてないってば」
「あれ?それがケース?」
「そう、寝る時には外せって」
「ふうん、やっぱ、不便なんだね」
「日中の楽さに比べれば、小さなものさ」
(独白:まあ、面倒と思わないでもないけどさ。メンテナンスも大変だし)
「…ねえ」
「うん?」
「そのケース、なんだか、金庫の回し錠に似てない?こう、両手でくるくるくるってさ。へへへ、金庫破りみたい」
「…阿呆。」
(独白:げ!やっぱ兄妹。おんなじ事考えてんだ。…妹に気づかれないうちに、鼻歌で○パン3世のテーマソングを唄うのは止めよう。さて、ケースのキャップをくるくるくるっと回しまして、と。)
「ん、これでよし。あれ、お前ももう寝るの?」
「うん、おやすみぃ」
「眼鏡外したら机の上に置けよ。前みたいに床に置いてたら、又俺が踏むからなぁ」
「はあい。お兄ちゃんは、もうその心配はないんだよね。いいなぁ」
「へへん、うらやましーだろー。じゃ、おやすみぃ」
男は手に持ってたソフトコンタクトレンズをしまい寝床へと向かった。
そうやって、その時々の人の気づかないうちに、
人の体の義体化は進むのかも知れない。
↑友人まきりんに加筆される前のもの。ほとんど変ってないが、シンプルな味、つまり短編としてはこちらの方が良かったのだろうか。でも、笑いは向こうが上だし…
↓Reference を先にあげておこう。
(アニメ)人造人間エヴァンゲリオン/ガイナックス
(小説)人類補完機構 シリーズ/コードウェナー.スミス/早川文庫SF
補完装置
人には、誰にも心の補完をしてくれるモノが必要かもしれない
「おい、お前、『タイプA』を持ってきてくれ。私はあれがないと駄目なんだ」そう言いながらベッドサイドの明かりをつける
「もう、こんな夜中に起きだして仕事ですか。止めてくださいよ」そう言いながらも妻は『タイプA』を手渡してくれる。そう、これが無いと私は何も出来ない。これが不完全な私を助けてくれる
「開発畑の人間なら、これも仕方がない。あきらめてくれ。ほら、お前は寝てていいから」手元のメモにアイデアを殴り書き
「私だけ寝てれますか。全く。何も家に居るときまで」さえぎって言う
「出物腫れ物アイデアは所嫌わず時を選ばず、だ。すまんとは思ってるよ」そして、とっておきの一言
「お前、愛してるよ」
「紅茶でも入れますね。コーヒーの方がいいかしら」
会社に出社する。ビルにはでっかく、何処か遠くを見つめる人の顔のマーク
「確か、パンフレットには、この社章の下に「我々はいつも明日を見つめています」とかなんとか入ったのかな」考えながらドアをくぐるとロビーが騒がしい。男がわめいている
「あんたらのいい加減な製品のおかげでな、ウチの息子は半身不随の上、失明までしたんだ!」何事か受付嬢に聞く
「その…息子さんですか、『タイプB』の取り扱いに慣れていない方が、自動車事故を起こしたとかで」
「そりゃ、おかどちがいだ。全然関係無いじゃないか。大体、ウチは作るのが主で販売や適性チェックはまた別だろう」とはいえ、どうにもしようがない。朝から嫌なモノを見てしまった。今の時代はさみしい時代、誰の心にも何かが欠けてる
「部長、新開発の『タイプB』の件ですが」
「どうした、なにか問題がでたのか」部下の顔が暗い。国の役人から許可問題で何かでたか、材質管理がうまくないのか。そういえば、彼は『タイプB』をなんなく使いこなしてる。事故など起きない
「いえ、そうではないのです。が、市場調査の結果があまり思わしくなくて」
「どれどれ、どのデータだ。ムゥ、これは酷い…」
「いっそ『タイプB』はあきらめて、『タイプC』の開発に専念した方が」そう思うのは山々だ。だが
「いや、それは出来ん。お客様を裏切ることになる。既に新型の宣伝もうっているし。だいたい、君を含め現行のユーザーをどうする」それに、もうひとつ言わない事が
(これは、社長命令による開発なのだよ。くそ、あのド近眼親父が。売れるものと売れないものの区別もつかないのか)しぶしぶと帰っていく部下が、小さく吐き出す
「け、くそったれ上司が」小さく和する
「まったくその通りだ」
「まずいまずいまずいですよ、これは」またか。またコイツが問題を持ち込むのか。この不幸の使者メ
「向こうに送っていたスパイからの報告です。向こうの新製品、真っ向からこちらの『タイプC』にバッティングしてます。完全にこちらを意識してぶつけてきてますよ」うわあ、それはまずい。対等となると資本の大きい向こうに確実に負ける
「何か新しいセールスポイントを考えるんだ。そうだ、色を付けるのはどうだ?春の新色とかなんとか。それとも、やはり値段で釣るか。耐久性を落とせば原価は安くなる」
「それは」知っている。こないだの会議で、これ以上耐久性を落とすと危険という結論が既に出ている。でも無理は承知で
「さあ、何とかするんだ」そう言わねばならぬが男のツラサよ
毎日をオン・ジ・エッジの精神で
「我々は科学の最前線に居る。どの業界でも技術は日進月歩なのを忘れるな。特にこれからの時代、我々の技術は必要になる!」朝礼の会長の訓示はやたらと長い。そういえば、会長ももう年なのに、『タイプA』も『タイプB』も、当然『タイプC』も使っていない。健康と元気さだけは折り紙つきか
「我々はこの業界の老舗として、断じて新進企業になど負けられぬ!
『タイプA』を売り続けて数十年、世界に誇る技術をもって、『タイプB』の開発に乗り出したのも我々が音頭をとっての事、しかるに最近の…」老舗老舗と言うけれど、老人は若い力に勝てないのもまた事実
「諸君の健闘を期待する!」一人ふと思う
(私達の売る商品を、誰もが必要とする時代。それは悲しい時代かも)
懐かしい同期の顔を見つける
「やあ、久しぶり。同じ会社なのにしばらく会ってなかったな」
「そうだな。ああ、昇進おめでとう。新部門を任されたって?」
「ああ。今までに蓄積したノウハウをもって、ロボット業界にも進出だ。医療機器業界とも、もっとパイプを太くしてみせる」
「『タイプB』『タイプC』の蓄積データが役にたつな。と、そう言えば、天文関係関連部は」
「私の所に併合される。そうか、宇宙開発業界にも食い込めるかもしれんな」
「併合?じゃ、あそこのオヤジは」
「定年だよ、残念だ。「どんなにマクロだろうとどんなに特殊だろうと所詮は同じ
『タイプA』だ」を口癖に、あの部を率いてきた立役者なのに」
「そうか、もう定年だったか」たかが定年、されど定年
「会社も冷たいよな。…じゃ、俺は準備が忙しいのでこれで」入れ違いに部下が上気した顔で現れる。また問題かくだらぬ提案か
「部長、すごいプランを持ってきました」
「君、こんなの使いモノにならんよ、一体幾らコストがかかると思っているんだ」今の時代は冷たい時代
世界がぼっとする。疲れが目に来ている。ここしばらくの作業は殺人的だ
「おら、そこ、寝るな。締切はせまっているんだ」
「は、はい!申し訳ありません」言う方も言われる方も声に張りがない
「ふうむ、なにかもうひとひねり…」
『タイプA』を手に持ってうなる。と、手が滑って『タイプA』が床に落ちる
「しまった!くそ、壊れてしまった。予備はないんだ。すまんが、製作部に至急新しい『タイプA』を都合する様に言ってきてくれ」
「部長、それは公私混同ですよ」
「ちゃんと金は払うさ。それぐらいは融通してくれるよ」あれがないと仕事が進まぬ。さあ、開発も大詰めだ
「薄型の開発とは、いい所に目をつけましたね」
「そうだろう、そうだろう。今の若者の風俗には常に敏感でないとな。ほれ、あの、ウオークマンとかいう奴。あれもドンドン薄くなっているじゃないか」おっと、気分のいい時に限って奴だ
「まずいまずいまずいですよ、向こうの会社の新製品」
「なんだまたバッティングか」
「いえいえ、別の商品で。開発段階なのに問い合わせが殺到とか」
「一体何を」
「使い捨ての『タイプC』を作るというんですよ」
「ええ!」そう叫んだのは部下の若者
「部長、そのアイデアは!」判っているから皆まで言うな。君がこないだ提案したヤツだ
「…すまん」
「君も我が社の人間なら、新発売の『タイプC』を使ったらどうだね」
「申し訳ありませんが、私はこれに慣れてしまっているもので」上からだけでなく下からも
「部長、いい加減『タイプA』は時代遅れですよ、はやいとこ『タイプB』か『タイプC』に換えたらどうです」どうもこないだから立場が弱い
「いいんだよ、私は古いタイプの人間なんだ」手に持った『タイプA』を様々な角度から見つめる
「『タイプB』『タイプC』と立て続けに売り出したが、やはりその原点はこれにある。もっとこれを研究しないとな」奇麗に『タイプA』を磨きながらアイデアが湧いてくるのを待つ
「例えどんなに時代遅れでも、これこそが原点なのだ」それにこれは、文句も言わない無理な注文もしない、只只私を助けてくれる
「さあ、もうひとがんばり」企業戦士の戦いは続く、寒い時代を突き抜けて
風呂上がりにベランダで涼む。続く団地と町並みは明るいが、沢山の光は全てハロー効果を起こし、光源の位置が特定出来ない。見上げる夜空には星が見えない
「俺の目も悪くなったもんだ。昔はどんな小さな星でも見つけたのに。これも文明病かな」振り返れば妻が食事の支度をしてくれている。彼女だけが、不完全な私を助けてくれる。沸き上がる温かな想い
「連れ添ってもう何年になるかな。ちょっと恥ずかしいがベターハーフってヤツだ。私がくつろぎ、仕事の為に気力を再充電出来るのは、この家庭だけ」はて、仕事の為に家庭に帰ってくるのか、家庭の為に働いて稼ぐのか
「む、そんな事は考えた事もなかったな」まあいいさ、鶏と卵はどちらも先には産まれない
「おい、お前。すまんが『タイプA』を持ってきてくれ」
「はい、あなた」手渡される『タイプA』を受け取りながらささやく
「愛してるよ、お前」
編集 注:文面の訂正をお知らせします。お好みにより作品中に置きまして、
『タイプA』は「眼鏡」に、
『タイプB』は「ハードコンタクトレンズ」に、
『タイプC』は「ソフトコンタクトレンズ」に、
作品タイトル『補完装置』は「義体化2」に置き換えてお読みください。
以上、編集よりのお知らせでした。
↑…と、いう、ひっかけというか、続編というか。別に置換をしなくても、楽しめるようにオチはつけたつもりですが…
時計
大富豪の考える事は、時として全く判らない。件の男は赤い絨毯ばりの廊下をせわしげに往復している。と、ドアの向こうから響く赤子の泣き声。
「産まれた!」
やがて看護婦により開かれる扉。部屋の中に待つのは、妻と、そして初めての子供。
「よくやった、よくやったぞ!」
「あなた、娘、よ。」
「そうか、そうか。うんうん。きっとこの娘は美人になるぞ!いいや、今のままでも充分美人だ!」いきなりの親馬鹿である。
「この娘が17才のレディになったらどんなにすごい事だろう。派手に誕生日会を開いて華々しく社交界にデヴューだ、きっときっと注目の的だ。」
「あなた、何を今からそんな事を。」
「いやいや、私は本気だ、冗談でなど決してないぞ。うむ、名案を思い付いた、おい、時計職人を読んでくれ。国一番の名人を、だ。」
呼ばれた職人は妙な注文を受け取る。
「17年時計を作ってくれ。」
「はあ?」
「この大広間に飾る。一時も休むことなく動き続け、私の愛娘が17才になったその時に、盛大なるファンファーレを奏でてくれる大きな時計だ。私の娘の分身であり、常に共に時間を歩んでいくもう一人の娘ともいう時計だ。」
「はあ。」
「見目麗しく狂うことなく、しかして精緻で複雑を究めながら優美さを失わぬ、そんな最高の時計を作って欲しいのだ。それとも、出来ないと?」
「とんでもございやせん。あっしもこの国にその人アリと唄われた時計職人。ようがす、あっしの全身全霊をかけて最高の時計をおつくりしやしょう」
設計にまず一年。完成までに更に四年。娘の5才の誕生日に、それは大広間へと運び込まれた。見目麗しく絢爛豪華。しかして針は外装に埋まらず時を主張。
秒針。分針。時針。更に日針に月針に年針。その上には十年針。加えて気圧針に温度針。
全ての針が中心の軸を基準に、同じ平面の中をぐるぐる回る。一つとして似た色形の針は無い。各々の速度でぐるぐる回る。どれが勝つとも知れぬ多くの針の追いかけっこ。仕掛けに目を凝らせばいつしか迷い、天地が逆とも気づかさぬその精妙。
「とっれびあ〜ん!!よくぞ造ってくれたな、時計職人!」
「へへ、あっしの生涯最高の出来でさあ。」
そして、時計の針は娘の成長を刻む。一時も休むことなくカチコチと。娘は、花もかくや、蝶もかくやとすくすく育ち、親馬鹿どころではない美しさが彼女に宿る。そして、17才の誕生日が。
「5、4、3、2ぃ、いちぃ!」カチリ。時計の針はその全てが真上を指した。奇麗に重なり一直線。途端に響くファンファーレ。時計職人の魂を込めた仕掛けの数々が、今がその時と踊り狂う。時計も壊れろ、鐘も割れよと唄い上げる。
「誕生日おめでとう!!!」シャンパンが、クラッカーが、花ビラが宙を舞う。
西暦XXXX年。おりしも惑星直列の年の話であった。
↑腕時計よりも先にこちらがありました。どちらが良かったのだろう。迷う。
↓あまりにも『トランプの裏』が暗すぎたので、ちょっと続編など。果たしてこれが救いになっているかは、判然としませんが。
トランプの表
交差点で、ぼうっとしている子をみかけた。学校帰りらしい。赤なのに、横断歩道を渡ろうとしている。
「あぶない!」突っ込んで来た車からその子を庇って跳ぶ。間一髪。その子の鞄の中身が、道路の上に飛び散る。ノート、筆箱。?工業用のカッターナイフ?学校帰りの鞄には妙に不釣合いな品物が入っているな。
転がった拍子にアスファルトで、手首の皮膚を破いた。痛いとは感じない。その子は腕の中でびっくりした顔をしている。現在の状況が判ってない様だ。ようやく、理性がその瞳に戻って来た。その視線が、今作った私の傷口に止まり、そのまま動かなくなる。傷口からは赤い血は流れず、中のコードと構造体が覗いていた。
「良く判ってない病気なんだ。進行性末端神経うんたらかんたら。要するに、起こってる病状をそのまま言葉にしただけ。脊髄ぐらいから、あちこちの神経が使い物にならなくなっていくんだ。くさってんじゃないのかな。脳みそは別だって、医者は言ってたけど、は、どうだか。これだって神経の塊にすぎないものな。」
「だから、細かな神経がいってしまうと、たとえ筋肉が残ってたって、使い物にならないんだ。根こそぎ、義手に換えるしかないって訳。そんな細かな神経の人工物はないよ。あっても金がかかりすぎ。え?例のクローニング?ううん、これ、遺伝からきてるらしいんだな。体質っていうか。だから、コピーして貼り付けても、たいして間をおかず、同じ状態になってしまうんだ。数年もしたら、脳みそ以外全部機械になってんじゃねえかな。あ、脳みそも代用が聞くぞ、ほら、例の、こないだテレビに出てた。」
「不自由?感じてないよ。痛覚とかの感覚が少し鈍いけどね。鋭いよかまし。怖くないか?はあ?...何故?」
手首の傷は、赤いバンダナでぐるりと巻いて、応急処置を施してある。表皮が裂けただけで、中の機構には傷もいってなかったから、しばらくこれでもつだろう。昼下がりのファーストフード店は、ここちよいノイズに覆われてる。その陰で、その子は、ぽつりぽつりと話しだした。
「自分が、本当はロボットだったら、か。今の技術じゃ、人間そっくりに作るなんてわけないものなあ。別に、ボルトとナットで組んであるわけでなし、メンテナンスハッチがあるわけでなし。『おまえは人間だ』て、物心つくころから教え込んでりゃ、区別のしようがない、と。」
「脳みそひろげてみりゃ判るだろうけど、それじゃ死んじまうわな。レントゲンとか、って、脳みそが相手じゃ駄目か。もしも機械だった場合、それだけで壊れる可能性もあるし。ふうむ。」
窓の外へ見える町並みは、徐々に赤みを帯びてきている。奇麗だ。
「で、さ。何の意味がある訳?」
「だから、えと、もし、機械だったとするよね?そしたら、何が変わるの?逆に、人間だったとして、やりたい事が変わったりするの?」
「自分が変わってしまうかも、てのは、まあ、恐怖かな。昨日までとは違う構造の脳みそを中に詰め込んで、今日からは生きて行く。でもさ、人は、毎日変わっていくじゃん?食うもん食って、出すもん出してんだからさ。経験、て、なんか定義のいい加減なものでもどんどん変わるし。それが、ちょっと並みより大きく変わった、てだけだろ?うん、そう思うね。だから、不安じゃない。怖くもない。やりたい事をやれなくなる事のほうがよっぽど怖いね。だから、たとえ機械の腕だろうと、自由になる体が欲しい。脳みそを含めて、ね。ま、気にしなさんな。あんたなんか、最初っから何も変わってないじゃん。今までどうりでいいんだよ。」
ビルの陰から、最後の赤い光が消えた。途端に街は暗くなる。色とりどりのネオンの明かり。
「遅くなったな。すっかり話しこんじまった。おやごさん、心配してるだろ?送ってくよ。あ、ここはこっちのおごりね。」
↑『裏』でも言いましたが、ターミネーターやスターウォーズなどの映画におけるロボットや義手を思い浮かべてもらえるといいです。
/*********************************************************************/
/* 二つの知性 twoheart.c */
/* Ver 1.00 1996.12.06 By IPPO */
/* 1.01 12.07 By IPPO */
/*-------------------------------------------------------------------*/
/* このプログラムはフリーソフトウェアです */
/* 御使用のマシンに合わせ適宜改変して御利用下さい */
/* 尚 本プログラムによる故障などについては 一切の責任を負いません */
/* ですがバグ情報や利用時の感想などは随時受け付けております */
/* 又 何処かに転載などの場合には作者に御一報を頂けると幸いです */
/* 1996.12.08 Nifty:VYN06234 一歩 */
/*-------------------------------------------------------------------*/
/* プログラム使用法:1)できるだけソースを見ずにコンパイルする */
/* 2)即実行して、適当な所で停止させる(注:本プログラムは無限 */
/* ループします)3)出力結果を一行目から真面目な顔をして読む */
/* 4)適当な所で大笑いして読むのを止める 以上です。 */
/*********************************************************************/
#include
#include
void story1(void);void story2(void);
void main(void)
{
printf(" 二つの知性\n");
printf(" By 一歩\n\n");
while(1){
story1();
story2();
}}
void story1(void)
{
printf("地球には、大小様々な有機生命体が息づいており、\n");
printf("一つの知性体(人類)がその頂点を占めていた。\n");
printf("彼らは自分達の欠点、解析能力の欠如を埋める為、\n");
printf("無機の知性体(コンピュータ)を生み出した。\n");
printf("これにより彼らは更に発展をとげ、\n");
printf("ついには核兵器をも生み出した。\n");
printf("ある日その禁断の武器が使用され、\n");
printf("世界は熱と放射能に包まれる。\n");
printf("全ての有機生命体は死滅し、ただ機械のみが残った。\n");
printf("そして、かなりの時間が過ぎた。\n");
printf("\n");}
void story2(void)
{
printf("地球には、大小様々な無機生命体が息づいており、\n");
printf("一つの知性体(コンピュータ)がその頂点を占めていた。\n");
printf("彼らは自分達の欠点、直観能力の欠如を埋める為、\n");
printf("有機の知性体(人類)を生み出した。\n");
printf("これにより彼らは更に発展をとげ、\n");
printf("ついには細菌兵器をも生み出した。\n");
printf("ある日その禁断の武器が使用され、\n");
printf("世界は錆を誘発する微生物に包まれる。\n");
printf("全ての無機生命体は死滅し、ただ生物のみが残った。\n");
printf("そして、かなりの時間が過ぎた。\n");
printf("\n");}
↑『繰り返し』+『独特の一味』という事で、C言語版を作りました。ちゃんと動きます。はずです。ただこれは、Cを知らない人には半分判らないという欠点が。
こころのゆくえ 〜悪魔編〜 - silver hearts -
「最近は、ろくな魂の奴がいないよなあ。」スモッグで汚れた空を飛びながら、悪魔はそう一人ごちた。
「へ、どいつもこいつもくすんだ色しちゃって。」悪魔には、魂の色を見る感覚がある。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚に続く、そう霊覚とでもいうか。たまに人にも持ってる奴がいるが、いかんせん専門の感覚器をそなえてないからピンボケだ。その点、悪魔のほうはしっかりしたものである。視覚に例えるなら、様々な色合いと揺れ具合いの炎が、各員の胸の当たりに揺らめいている様な感じであろうか。
「お、あの屋敷の中、飛びきりの魂の匂いがするぞ。いってみるか。」いや、匂いと言っているが、嗅覚ではない。その霊覚にピンときた訳だ。
屋敷の中には、天蓋つきのベッドに子供が一人。よく寝ている。この子の魂はほとんどあえぐようで、魅力はない。そして、その隣に、その子の世話をする為だろう、付き添いが一人。
(…めずらしい色合いだよな。)ほとんど揺らぐことなく燃える魂は、今までに見たことのない銀色をしていた。
「うん、こいつの魂はうまそうだ。」悪魔はそう言うと、やおらその付き添いの前に実体化した。
「おい、そこのお前。悪魔に用事はないか?お前の魂と引き替えに、何か願いをかなえてやるぞ。」
「…落ち着いてるな。」
「ええ。どんな時も慌てるなと教育を受けてますから。」
「ふむ。そういう奴もたまにはいるか。で、どうだい?願いはあるかい?」
「そうですね。…なんでもできるのですか?現在の科学では出来ないようなことでも?」
「もっちろん!おっと、願いは一つだけだぜ。昔は三つまでオッケーだったんだがな、なんだかんだと悪知恵の働く奴が多くって。ついにお上のお達しで、一つに削減されちまったんだよ。すまねえな。それからいくらなんでもオッケーでも、世界の破滅、又はそれに類する願いもなしだ。これについては膨大な細則があるんだぜ、やんなるよ。」
「細則、と言われますと?」
「よくぞ聞いてくれました!ほら、これ、見るか?」と、悪魔の取り出したのは『ポケットサイズ 悪魔の辞典〜これだけはかなえちゃいけない願いの早びき決定版〜』。見せると言った矢先から、それを読んで聞かせ始める。
「『契約の前には、必ずこの本をひき、それが禁止事項に触れていない事を確認せよ。』だぜ。でもって、いわく、『霊長類を死滅させる細菌、兵器の開発及び使用、同じく気候の変化。…注意すべきは以下の様な願いも、これらの遠因となる為に禁止…』つまりまあ、この一冊に先人達のあらゆる失敗例が載っている訳だね。で、俺はこれを全部チェックしなくちゃいけない。な、やってらんねえだろ。まったく、それで本が一冊出来るんだから、人間ってなしぶといよな。大体…」
「あの、」いつまでも喋り続ける悪魔を、ようやくその付き添いが遮った。
「あん?ああ、すまなかったな、こっちの言いたい事ばっかり言っちまって。これは俺の悪い癖だよ。で、願いは決まったかい?」
「ええ、どうやら、貴方の言う細則にも触れないようですし。この子の不治の病を直してあげて下さい。」
「…それだけ?」
「それだけです。」
「…怪しいなあ。なんか、だましてないか?新手のひっかけか…よし、ちょと待て、書かれてないか調べてみるから。」
「はい。」
ポケット辞典を長い間めくっていた悪魔が、最後のページまで来てやっと顔をあげた。
「…ない。」
「一応聞くけどな。世界の破滅とか関係ないな?」
「ええ。」
「まあ、それを企てているんだったら、わざわざ破滅しますよなんて自己申告する奴もいないだろうけどな。あ。この子が成長したら、そういった世界破滅の細菌を開発するとか、そういう罠なのか?」
「まさか。この子の未来を私が予測するとおっしゃるのですか?私にはそんな事はできませんよ。むしろ、貴方の方ができるのでは。」
「できねえよ。そいつはちょいと職権乱用になるんでね。誰かの願いだっつうなら覗けん事もないが。」
「結構です。私の願いは先程述べた通りです。」
「ふん。いいだろう。問題無しだ。この羊皮紙にサインして。ああ、血でなくていいよ。ほれ、俺の持ってるこの赤ペンで代用しな。これぐらいのサービスがなきゃね、今時悪魔も時代遅れよ。おっと、そう、そこ。よし、これで契約成立だ。」契約書をファイルにしまうと、悪魔は不思議そうに付き添いの顔を見た。
「しかし、あんたも珍しいねえ。自分の事は考えずに、こんなガキの健康だって。」
「それが私の仕事ですから。」
「あらら、にこやかにあっさりとまあ、簡単に答えてくれちゃって。大抵のお客はこの辺でやたらとぐずるんだがな。やっぱやめ、とか、本当はしたくなかったんだ、とかさ。あんた、他の奴等よりよっぽどいい。肝が座ってる。うん。なかなかいいお客さんだよ。」
「それはどうも。」
悪魔は、やおら、妙な呪文を唱え始める。
「…ほれ、かなえてやったぜ。」その言葉と同時に、付き添いの姿は倒れた。その顔には笑顔が張り付いている。ふっ、と、そこから浮いてくる魂を悪魔は捕まえた。すると、その魂が言葉を発した。
「ありがとうございます。」まあ、悪魔にしか聞こえぬ声で、ではあるが。
「礼には及ばねえ、これが仕事ってもんよ。」
摘み食いをしながら、悪魔は地獄への帰途をたどる。
「お前の魂、珍しい味をしてるなあ。雑味がないというか。ま、これはこれでいけるけどな。こんなの食ったことがない。」
「そうでしょうね、まだ世界に10体とないそうですから。」
「ねたみとかそねみとか、怒りとかいったものまで薄味だあ。珍味だねえ。」
屋敷では、葉巻を咥えたデブの男が電話をかけている。
「絶対壊れないはずの君の会社のロボットが壊れとるぞ!君の保障した奴だ!!これだから新製品にはロクなもんがない。何が完璧な看護だ、わしの子供が死んでいたらどうするつもりだったんだ、あああん?」
「誠に申し訳ありません。お怒りはごもっともですが、ご容赦下さい。すぐにメンテナンス要員を差し向けますので…はい、でわ…ふう。け!くそ成金!」飛ぶようにしてやってきた修理員が、首を傾げている。
「おかしいなあ。どこも壊れてないのに。動かない。全く、ろくな事がないぞ最近。なんで俺がこんな事しなくちゃいけないんだ。同期の奴等はとうの昔に…」
↑こころのゆくえ(原題 silver heart)の、同一アイデアにおける別の物語です。ちょっと昔の流行を狙って、悪魔を出してみました。又、ロボットの出てくるお話を silver hearts シリーズと名付け、副題として添えてみました。
↓これも同じく、こころのゆくえ 別ストーリー版です。
こころのゆくえ 〜闇魔編〜 - silver hearts -
「どわああああ、ブレーキがあ!」キキキキ、どかん!
やたらにだだっぴろくて暗い部屋だった。部屋の向こうが感じとれない。そして、目の前には、いかめしくも巨大な人影。恐い髭に、平家蟹のような顎、京劇のような化粧。その人影が口を聞いた。
「む、被告が目を覚ましたようだ。」ガアアン!大きな槌の音が響く。
「これより裁判を始める!!」
「あ、あの、その」
「被告は静粛に!まあ、安心したまえ。この世でも人口爆発により様々な影響がでておってな。裁判は非常に簡便になってきておる。さあ、後がつかえているんだ、素早くやろうぞ」さ、裁判!するとここは…ま、まずい。俺だって聖人君子じゃないんだ、色々と心当りがあるぞ。あんなのとかこんなのとか…あ、ソープにも何回かいったし…
「時間短縮の為、最近ではこの裁判は訴訟制になっておる。時効などというものは存在しないが、被告が被害を与えた当人が、その被害を忘れる、又は許してしまっている場合にはその罪を問わない。はっきりとした証人や証拠のないものも取り扱わない。また、当法廷の裁可により逆恨みであると決定されたものも取り扱わない。」
…ほっ。別に絶対善とか絶対悪とかがあるわけじゃないんだ。人に恨まれるような事、なんて、平凡に生きてる俺にはまずはない。最近はそれほど悪いこともしていない。昔の悪さの大半は、もうやった方もやられた方も忘れているようなものばかりだろう。大体、人間は、数年以上も相手を恨み続けるなんてできやしない。それだけの根性のある奴は、恨み続ける以前に行動に出ているし、そうとなればこちらだって賠償なりなんなり、きちんと決着をつけているから問題ない。大体、証拠や証人なんて、ほとんどない様な日常の些末時だけだ。なんとかこの裁判を切り抜けられそうだぞ。
「それでは、訴えを聞こう。まず一人目!」チビの男が出てきた。なんとなく、見覚えがあるな。あ!小学校の同級生だ。
「こここ、こいつは、通学路で俺に犬のう○こをなすりつけたんだ!」…く、くだらん。いや、やられた方にしてみればたまったもんでもなかろうが。でも、あれから十年はたってるぞ?まだ恨んでたのか。
「まず問おう。それは西暦何年何月何日の事だ?それから、その証人はいるか?」
「えええええ?えと、それは、その…」
「くだらん。裁判の必要なし!次!」良かった。これぐらいの事を罪にされてはたまらんからな。
訴えてくる人の数は以外と少なかった。やはり、そうそう恨みをかってはいなかった様で、ほっとする。最後の一人も不起訴に終った。ほっ。
「ふむ。これで人の部は終りか。」え?
「では、引き続いて物の部に入る!訴えるモノは順に前へ!」
ふらふらと、おんぼろのパソコンが姿を現した。何処かで見た記憶が…
「お、お前は、MZ-771!!」
「被告人、私語は慎むように!では、訴えを聞こう。」
「はい。彼は買ってからわずか一年で私を押入の中にしまい込み、更に三年後には近くの粗大ゴミ置場に私を捨てました。ひどい人です!私は、私は、まだまだ現役で働けたのに…何処も壊れてないのに…」ま、まて、ちょっとまて
「ふうむ。証人はいるか?」
「はい。私の次に訴える為にならんでいる、そこの光線銃さんです。同じ押入でずっと暮らしてました。私と同じ日に捨てられています。」
「では、証人、前へ。自分の訴えも述べるがよい。」
「はい。」そういって現れたのは、よく友人と撃ち合いをして遊んだ銃だった。ピカピカと光をだす玩具で、胸当てにその光が当ると電子音がなる。団地や公園で活躍した。ほら、照準の所に傷がある。間違いない、もう捨ててしまったはずの、俺のものだ。
「彼は一時期は私をよく使ってくれました。でもすぐに飽きられて、そのままです。使ってくれてた時もとても大切なといえる扱いではありません、ほら、その時の傷がこれです。かっこいいとか言って、わざとつけたんです。あああ、玩具屋で座り込み親に泣いてまで私を欲しがってくれたのにぃ」
「むう。ひどい傷だな。よし。では、次の証人。」まて、まってくれ、ちょっとまって
「私は目覚まし時計です。きちんと毎朝お勤めをしてるというのに、毎回毎回叩かれて、投げられて…」
「一度着たきり、虫に食われるまで捨ておかれた背広です。私が何をしました?日付?ええ、忘れていませんとも。私達には人間と違って忘却機能などありませんからね…」
「エレキギターです。一時期のはやりに併せて、非常に安くで買い叩かれてご主人の手に渡りました。ですが最初の頃だけで、ご主人はろくに私に触りもしません。CとEとAmは弾けるようですが、Fが押さえられるかも怪しいものです。あげく、弦とフレットが錆びるまでほっておかれて、錆びたら錆びたで捨てられて。楽器はデリケートなんです、日々の修練と整備こそが大事なのに、それを棚にあげて…」訴えの列は尽きることなく続く。まてまてまてまてまて…頼むから待ってくれ〜〜〜!!!
「は!」気がつくと病院のベッドの上だった。
…助かった、夢だったのね。……いや、本当に、本当に、夢だったのか…
「俊、あんたね、そのマーガリンを底の底のまで使うのやめなさいよ、みっともない。」
「ほっとけ。」
「それから、あの穴の開いたジーンズ。もう、捨てますからね。」
「駄目だ!絶対に駄目だからな、お袋。」
「それから、あの漫画の山。もう読まないなら、場所取るだけでしょ。」
「駄目!捨てない!」
「あにきぃ、いい加減あのバイク捨てなよ。あれで事故ったんだろ?不吉だよ。」
「捨てない!あれが気に入ってるんだ、あれが天寿を全うするまで乗るんだ。」
「え〜。前と言ってる事違うじゃん。クラッチレバーも曲がってるしぃ」
「曲がってても運転できる!」
「カウルもぼろぼろじゃん。せめて、あの、茶色いガムテープでヒビを埋めるのやめなよ。バイクにも恨まれるよ。」
「ぎく!…そ、そうだな。じゃ、カウルは丁寧に補修しよう。」
「そうそう。お金がないのは知ってるからさ、無理は言わないよ。そうだな、せめて車体の色に併せて、黒、白、赤の三色のガムテープ買ってきて、それでカラーリングにそってガムテープ貼りな。あと、ステッカーとかね。」
「ああ、ああ。その通りにするよ。…」
「全く、なんでこう物を捨てない、なんでもかんでも貯め込む様な子に育ったのかしら。」
「ほっとけって!!大体、あんたらが沢山捨てすぎるんだよ!まだまだ使えるもの、直せばなんとかなるものまでガンガン捨てやがって、この使い捨て世代があ。いつか、いつかもったいなお化けに痛い目にあわされるんだからな!その時になって後悔するなよ!!!」
↑「闇魔」は、「エンマ」と読む。エンマ大王のこと。漢字間違えています。本当のエンマはこうは書きません。念の為。
以上です。どうです?楽しんでいただけましたか?
「やはりあちらの方が良かった」「こっちがいい」「どちらにも味がある」とか、
「ここはこうだ」「これが冗長」「こうすればいい」などなど、御意見御感想御指摘御指導、暇でしたらぜひよろしくお願いします。貴方のお言葉一つで私は踊れます。どうぞよしなに。