FISHING with ABU

Talk About Fishing

2004

ア・レター・フロム・カナダ


カナダのトロントに住んでいる親友のなべちゃんから手紙が届きました。

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今年はアイスフィッシングに初挑戦しました。 今まではそんなにおもしろいと思っていなかったので、興味はなかったんだけど、今年は友達に誘われて行ったら、結構釣れたので楽しかったです。 対象魚は、レイクトラウト、パイク、ジャンボパーチ、ホワイトフィッシュなどなど。。

残念ながら、今年はジャンボパーチしかゲットできなかったけれど、でも、楽しかったよ。 タックルは、日本でいうわかさぎの穴づりの時に使うさおよりもちょっとハードにしたようなタックルで、クチボソを小さくしたような小さなミノ−の生餌で釣ります。

今年は、2回フィッシュハット(テントみたいなもの)を借りて釣りました。 そこには、すでに4つの穴が開けられていて、プロパンのヒーターも準備されています。 やっぱり、朝まずめ、夕まずめ、が厚い氷(約60センチくらいかな)の下でもあるらしくバイトする時間は結構限られています。

ボート釣りと違って、釣れなかったら動くことができないので、釣れない時間にいろいろな遊びを持っていかないと結構退屈です。 一回は、テントを借りずに自分達で氷に穴をあけて釣りをしましたが、これはもう大変でした。 穴をあける機械は2種類あって、手で開ける方法と、小さいエンジンが付いたドリルであける方法があります。 機械だとものの10秒くらいで一個の穴が空きますが、手で開けると一つ約10分
くらいかかるかな。 外の気温は−20度でも、一つの穴を開けると、結構汗をかきます。;;

来年からはもう少し早いシーズンからアイスフィッシングにトライして、レイクトラウトを釣ってみたいです。

今年の芦ノ湖の解禁日はどうでしたか? こちらでは、4月25日からリバーフィッシングがオープンとなります。 去年は何回かトラウト釣りに行きました。 虹鱒釣りと言うと、渓流釣りのようなイメージになるけれど、トロントにはご存知の通り山がないので、この辺を流れている川は渓流っぽくはないけれど、虹鱒やブルックトラウト、ブラウントラウトなどが住んでいるようです。

4月の終わりくらいからレイクオンタリオから虹鱒やブラウン、ブルックトラウトが産卵の為に上がってきます。それを釣るわけなんですけど、日本の管理釣り場の魚と違って、鰭ピンでとてもきれいです。 タックルは、9.5フィート(2.7メートル)から11.5フィートくらいの長いウルトラライトのさおに、2LBから6LBくらいのラインを使って、つります。 餌は、イクラ、みみず、などです。

今までは全然気にしてなかったんだけれど、うちから車で10分以内くらいのところに3・4本の結構いいクリークがあって、今は解禁日に向けて休みの日は川歩きをしています。

そろそろ川の土手の近くでいろいろな山菜(こごみ・わらびなどなど)が見つけることができ、結構楽しいです。

今年の夏は、ライスレイクの近くに一週間コテージを借りて釣り三昧の日々を送る予定です。 去年は、ライスレイクの一番東のところにある
Hastingというところに1週間泊まり、トップで45〜50のラージマウスを嫌と言うほど釣りました。 バズベイト、スピナーテイルバンゴーが爆発したよ。 何回かバイトした瞬間にラインが切られるハプニングがあったんだけど、おそらくマスキーがバイトしたんじゃあないかなあって思っています。 なぜなら、ライスレイクの東にはパイクはいないからです。 水しぶきの上がり方が全然違っていたよ。

ライスレイクの近くにガナラスカリバーという川が流れているんだけども、川の河口付近は一年中釣りができて、今週の日曜日にトラウトをねらいに行こうと思っています。 一週間前くらいまでは、最高気温がまだマイナスだったんだけど、このところプラスの天気が続いているので、結構期待しています。

とりあえず、夏のバスシーズンまでいろいろなアウトドアアクティビティーを見つけて、楽しんでいます。

まさくんも、またトロントに遊びにきてください。 これからは、どのシーズンに来てもいろいろな遊びに連れて行ってあげられるように、下調べしておくよ。 とりあえず。

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あえて何も言いますまい。

でもやっぱり一言、“なべちゃん、ずるいよ”。。。

ちなみに↓はトロントの写真です。 イメージ膨らませてください。

トロントのダウンタウンです。 トロント・スカイタワーから撮影。
なべちゃん家のある街並み。
郊外をドライブ。

なべちゃんと釣りしたキャナル。

なべちゃんとの釣りの様子はこちら

 

(26.Mar.2004)

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