角川春樹が復活してプロデュースした「男たちの大和」が、今日封切られたので妻と一緒に見てきた。なかなかの出来だった。最後に流れた長渕剛のテーマソングもありきたりのメローディと歌詞ではあるが、2時間23分の緊張感から開放され、映画の余韻を楽しむにはちょうどよかった。原作はまだ読んでいないが、映画の構成、配役は申し分なかった。仲代達矢の劇中の「やっとこれで俺の昭和が終わった」は印象的なセルフであった。先月日経新聞の「私の履歴書」に掲載された仲代の人生を読み、彼にとってもこの作品は「人間の条件」と同じ位の重みのあるものではないだろうか。それにしても、かってのヒーローである仲代、井川、渡などの老けた姿には一抹の寂しさを覚えるのを禁じざるを得ない。かく言う自分も彼らより若いはずであるのに、彼ら以上に老けて見えるが。:)
戦争について、一言。最近マスコミでは中国の対日感情極度に悪化を風潮しているが、中国のインテリ層はそれほどにも考えていない人もいるようだ。彼らはもっと冷静で、日本に憧れ、両国は仲良くすべきと考えている者もいる。
さて、今日の本題の「ある挫折」の話に移ろう。先月11月9日の管理職定年日を機に、早期退職しようとかねがね計画していたが、諸般の状況を鑑み、計画の実行を無期延期することにした。もちろん妻はそれを大歓迎している。今TVで人気の「熟年離婚」の執行時期が延期されたわけだ。私は妻に
レストランで食事をとりながら講義をした。「そもそも熟年になって「離婚」を考える人はまだ自立できていない人ではないのか。人にあれこれ期待する前に、自分自身の将来に期待すべきだと思うよ。相手への期待度が大きすぎて、それをかなえてくれないから離婚したいなんで、そんな甘えん坊の叔母さんには私は全く魅力を感じないネ。..........」
実は、「挫折」を決意するにあたっての諸般の状況変化の主なものは、自分自身の賞味期限についての認識度ある。一般に賞味期限が過ぎても食料品の多くは食べられ、美味いことが多い。特に果物や肉はそのことがいえる。今回お客様と上司から仕事に関してそのことを告げられ、ここにきて当初の強固な意志がくじけてしまったわけだ。
(写真、映画を見た後の外食風景。場所 高崎東口イタリアレストラン「グラッチエ」にて)