CD/LP REVIEW- Night Clubbing

私のおすすめのCD/LPを紹介します。


Velvet Night/ Leon Ware

マーヴィン・ゲイのI want youを全曲作曲して、有名になったリオン・ウエアの86年の作品。偶然ディスカウント・ストアで見かけ、二割引で買ったのですが、その後廃盤になってしまいました。貴重な一枚です。カバージャケットにも書かれていますが、「夜が薫る」とは、まさにこのこの一枚です。リオンウエアといえば、以前(83年)のLeon Ware(「夜の恋人達」)でも夜のイメージを前面に出していましたが、この1枚は傑作です。映画で有名になったBlue Velvetもセクシーに歌い上げられ、1曲目のUndercoverや4曲目のSlow Motionを聴いた深夜は至福のひとときです。

More of the night/ The Whispers

ヴォーカルグループ、ウイスパーズの89年の作品。A面にバラードを、B面にアップテンポの曲を集め、特にA面ではカクテル無しでも、口説けそうな、あま〜い曲がそろっています。

 

I want you/ Marvin Gaye

上記リオン・ウエアが自分のアルバムとして製作していたところ、マーヴィン・ゲイがいたく気に入り、どうしても自分が歌うんだってきかなかった、といういわくつきのアルバム。曲を追うごとにせつなさが募り、中間のAll the way roundやSince I had youで切なさが頂点を迎えます。8年前、コピーライターの(その後「私、脱いでもすごいんです」「セリーヌdeイーオン」を製作した)Y氏がこれを聴いて、「これは買いだ!!」と叫んだ傑作です。タイトル・チューンはテイシャーン、サンタナ、そしてトッド・ラングレンまでにもカバーされています。

 

Extentions/ The Manhattan Transfer

おなじみマントラの79年の作品。あの、バードランドやトワイライト・ゾーンが収録されていますが、それ以外にもしっとりとした佳曲が満載!デヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンのユニット”Airplay”の「貴方には何もできない」(Nothing you can't do about it)やスパイロジャイラのデビュー作から"Shaker's song"、おなじみの"Body & soul"など、涙が出るくらいいい曲がベストアレンジで収録されています。

Ils et Elle/ Clementine

カフェラッテのコマーシャルソングで有名になったクレモンティーヌの94年の作品。なんと言ってもフランシス・レイの「男と女」をクラブタッチでカバーした曲が圧巻ですが、Deodatoを起用してブラジリアンフレーバーを織り交ぜた、カッコイイ1枚!

Antidote/ Ronnie Jordan

ウエス・モンゴメリーばりのギタープレイとクラブ・リズムをミックスしたいわゆるAcid Jazzのはしりの作品。Miles DavisのSo Whatのアレンジをはじめて聞いた時はショックでした。何しろカッコイイ、それだけのための1枚!

 

Between the Sheets/ The Isley Brothers

ノスタルジックなバラードは天下一品のアイズレーブラザーズの74年の作品。昔CXTVの「水着でKISS ME」のBGMにも使われていたタイトルチューンをはじめ、一番のお気に入りの人と過ごすには必携の1枚。

Secret Island/ Dick Lee

星州(シンガポール)の星、ディック・リーのフォーライフ移籍第1弾にして、いまのところ最新作。それまでにくらべ、空間的な広がりと一音一音を大切にしたアレンジが聴ける。切ないような旋律に引き込まれていくような"For Love",日本からリオデジャネイロに飛んだカップルを歌った"Lovers' Holiday"、アントニオ・カルロス・ジョビン追悼曲など、以前のチャイナコンシャスな曲作りから一変した透明感のある、ディックの会心作!

Welcome/ Santana

あのブラックマジックウーマンや次のNew Santanaなど初期の中心的メンバーだったグレッグ・ローリーやニール・ショーン(ともにジャーニーの中核メンバーとなる)が抜け、ジャズピアニストのトム・コスターを迎えて製作したCaravanseraiの続編。よりクロスオーバー色を強めるとともに、透明感が心地良い。マイケル・シュリーブの軽快なドラムワークがフューチャーされる"When I look into your eyes"や心地良いサンバリズムの"Samba de Sausarito",ボサノバとジャズをミックスした"Yours is the light"など深夜の海岸ドライブにも必携の一枚。

Nite Flite/ Shakatak

毎年1枚のペースでアルバムを発表しているシャカタクの89年の作。大ヒット、Night Birdsからさらに洗練されたアレンジで都会派カップルを圧倒!"Night over Tokyo", "Running way bay", "Blue Note"など健在、美GM。

Stan Getz Plays/ Stan Getz

ふと、一息ついて音楽をじっくりと聴いてみたい時にお勧めの一枚。ボサノバに傾倒する前のスタン・ゲッツが残した46年前の録音。「星影のステラ」「身も心も」「今宵の君は」「ティズ・オータム」など彼のテナーサックスがしっとりと語りかけます。

 

Affinity/ Bill Evans & Toots Thielmans

フェンダー・ローズを弾くビル・エバンスとハーモニカの鬼才トウーツ・シールマンスのしっとりとしたユニゾンが広がるアルバム。夜のしじま、一人でじっくり聴きたい一枚です。

 

Night Cruiser/ Eumir Deodato

Kool & Gangとのコラボレーションが始まった頃(1980年)の作品。前作Knights of fantasyに比べ、曲が小気味よくまとまっており、タイトルどおり夜のドライブには心地いいサウンドである。特にEast Side Strut, Love Magicはブラジル版の美GMといった感じだ。

 


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