Visor Solo

あのHandspringの Visorです. 年末にイケショップ にたまたま寄ったときにあった Visor Solo を衝動買いしてしまった。

この Visor Solo ですが Cradle が付いてないのである. もっとも 無印 Visor や Visor Deluxe のように付いていたとしても USB 用 なので, 私の場合どっちにしろ Serial Cradle かその他の HotSyncの手段が必要なのである。

標準以外のアプリケーション(QuickSheetは是非入れておきたい.)などは WorkPad30Jから Beamしてやればいいと思っていましたが, Copy Protect されているアプリケーションやデータは送れないことがわかりました. (当たり前か.)

WorkPad30J/40J や PalmIII(x), PalmV などは正式に赤外線HotSync に 対応しているので(ただし 3Comもしくは IBM のサイトにある ソフトウェアをあとからインストールする必要がある. OS3.3では 必要ない?))Windows98でIrDA HotSyncするのにとくに工夫は要らない。 ちなみに後でわかったことだがWindows98の場合IrCommというプロトコル(?) を使って HotSync を行うようだ. Windows95 の場合は IrDA を使えるようにアップデートする必要がある。 このアップデートは MicroSoft の Web ページからダウンロードできる はず. Windows95 は持っていないので未確認。 Windows95の場合 IrComm ではなく HP SIR というプロトコル(?)を使って HotSync するようだ. Palm Device のほうは上記の追加ソフトウェアを インストールしてもこの HP SIR は使えない. IrSync+ という HP SIR も 使えるようにするソフトウェアが別途必要になる. ちなみに IrSync+はフリーソフトウェアである.

Unix で Palm Device と HotSync するための pilot-link というソフ トウェアがある. これと上記の IrSync+ を使うと私が持っている Libretto70(OpenBSD/i386)の赤外線ポートを使って HotSync する ことが可能である. つまり pilot-xfer の場合も HP SIR を使う.(こ れは Libretto だから可能なのかもしれない. COM1 を IrDA として使 うように BIOS で設定してやるだけでプログラムから普通のシリアルポー トとして COM1 を叩けば, HP SIR を喋ってくれるようです.)

さて, 私の Visor で赤外線ポートを使って HotSync するためにとった 方法だが

  1. 赤外線ポート付きのWindows98マシンを用意 (Windows98 2nd Edition をThinkPad701Cにインストール. )
  2. QuickBeam をインストール
  3. QuickBeamで IrLink1.5(IrLink.prcとLicenseMgr.prc) をインストール
  4. QuickBeamもしくはWorkPadから3ComのEnhanced Infrared Updateの中の SerialIrComm.prcをインストール.
  5. あとは IrLink で HP SIR を選択する.

以上で無事 Libretto70(OpenBSD/i386) と HotSync できるように なった.

HandSpring はなぜデフォルトで赤外線ポート使って HotSync できるように しとかなかったのだろう. もしできるようになってれば Visor Solo の 存在価値もあるのに.

hard reset

電池交換のときに片方ずつ交換したらハードリセットが必要に なってしまった。どっかに「片方ずつ交換したほうが安全だ。」とか 書いてあったような気がするが。クレードルがないと復旧に 無茶苦茶手間どる。Win98 は常時使っているわけでもないし。

はやく Serial Cradle を入手せねば.

Speaker

<[email protected]> <[email protected]> <[email protected]>

によると SpringBoard につながっているそうです。

2000-05-02

イケショップでなら入手で きそうだが、Serial Cradle をYahoo!オークションで競り落とした。 送料込で4千円。というわけでしばらく Visor をメインに使ってみる ことにした。バックアップには 8M Flash Module を使って。

2000-05-14

IC カード公衆電話 で ISP に接続してみた。 あらかじめ、 Enhanced Infrared Update のうちの

をインストールしてあり、あとは Prefs -> Modem のところで ATS100=1 とするだけ。ところが認証がうまく通らないのである。ログ なども取れないようで原因がわからなかったが、結局デフォルトのログ インスクリプトが活きていたから。ログインスクリプトを効かないよう にしたらすんなりと接続成功。

2000-05-16

Vis-a-Vis Backup Module を購入。便利です。バックアップもハードリセットからの復旧もわずか 数分。

8M Flash Module には、 秋葉原マップNoah English Dictionary を入れてつねに Visor 本体に装着している。つらいの は Visor 本体に2M のメモリしかないため、それ以上の大きなデータを 8M Flash Module に転送できないところだ。

2000-05-28

T-ZONE 難波駅前店に Visor 関連の商品が入荷しているらしい。 あのeyemoduleもだ。 でも値段が...

2000-05-28

結局、InnoPak/2V を購入。

はっきりいって駄作ですな。まず振動が大きすぎる。周囲への配慮とい うより、Palm シリーズって造りがちゃち(Visorはまだましだが...)な のでこんなに振動させると、はんだがクラックしたり、部品がとれたり しそう。また、振動が長すぎる。 振動の長さはで設定するアラーム音の種類によってかわってくる が、最短の Sci-Fi でも 2 秒もある。バグらしきもの発見、モジュー ルを挿したあと、しばらくすると勝手に振動をはじめる。IP Conf で vibrating に設定していないのにもかかわらず。

以上の3点ができれば、「使える」ようになると思う。

2000-06-03

アップデータが公開されている のを発見。さっそくアップデートしてみたが、以前書いたバグらしき ものは直らなかった。

2000-06-20

現在のデバイスの中身。 細かい解説はのちのち。

2000-07-23

Handspring Updater V1.0.0 がリリースされた。 吾輩の環境ではあまり関係なさそうな修正だが、一応インストールした。 しかしこの 8M DRAM の問題って返品交換にならないのかな。 Pentium のバグ騒動と同じようなもんだと思うんだけど。

2000-08-29

PaPi-Mail4購入しました。

2000-09-04

というわけで、最近やっている Visor での IC カード公衆電話使って の赤外線通信について述べてみよう。全体に黄色っぽくなってますが原 因はわかりません。

まずは通信中の全景:-)です。

over view

公衆電話機の正面向かって真ん中の下のほうにある黒い四角のところが 2つめの赤外線ポートです。1つめは IC カードの差し込み口の下の左側 にある黒い四角のところです。

Visor の赤外線ポートは向かって左の上の方にあるので公衆電話で 使うときはこのような向きになります。


もうすこし近寄ってみました。

...

純正の Slim Leather Case を付けたままにしています。こうすると Visor の赤外線ポートがちょうど公衆電話側の赤外線ポートと正対する ことになります。ケースを外してじかにテーブルの上に置いても通信可 能でした。ちなみにこの公衆電話の赤外線ポートは下側 15 度までカバー しているそうです。また赤外線ポート同士はぎりぎりまで近づけるので はなく写真のように多少離したほうがよいみたいです。(Visor のそば に転がっているのが Stylus です。この間御堂筋線梅田駅の改札口のと ころで ICE カラーのを落としてなくしてしまったのでいまは Graphite カラーを使っています。ちなみに黒色のプラスチックは含ま れているゴム成分が多いので、タッチパネルなどには ICE カラーのよ りやさしいかもしれません。)


この公衆電話機の斜め向かい側にあるゲーセンです。

ge-sen

このようにすぐ近くに強力な赤外線源があってもわりとまともに通信できました。


挿さっている IC テレフォンカードです。どの向きに挿しても使えます。

ic card


公衆電話の LCD です。通信中です。

lcd


receiving receiving

PaPi-Mail4で メイルを受信しているところです。


use case

この公衆電話機はガラスのテーブルに設置されているので 赤外線通信に影響があるのかと思い、ケースを広げてガラスを さえぎってみました。ですが影響はないようでした。

2000-09-07

US 版 Visor + J-OS IIIx だと 8M Flash Module や InnoPak/2V に入れたアプリケーションの名前が文字化けします。

icon view

私はとりあえず Icon 表示にせず List 表示にしています。

list view

2000-09-09

PaPi-Mail V1.3 がリリースされた。 Palm m100 用にメイルリーダが新たに付属しただけらしい。 Palm m100 には今までのようにメイルリーダが付属していないのである。 だがこのメイルリーダはもしかすると Palm m100 以外でも 使ってうれしいのではないかと思う。

V1.2 までは PaPi-Mail から標準のメイルリーダを開くことはできたが 標準のメイルリーダから PaPi-Mail に戻れなかったので、私の場合 Address ボタンに PaPi-Mail を割り当てて使っていました。

ちなみにPaPi-Mail は Prefs にある Network や Modem, Serial/IRの設定画面も直接呼び出せるようになっていて、かつ PaPi-Mail にもどれるようになっているのである。

でさっそくインストールしてみたが PaPi-MailJReader は メイルのデータを独自に作って使う(Palm m100 用だから当たり前か) ので標準のメイルを使って HotSync でメイルを読み書きしている 人の場合、PaPi-Mail Reader では読み書きできないことがわかった。

だがメイルの読み書きは PaPi-Mail のみという人にとってはうれしい ソフトウェアだと思う。


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