Favorite Palm Applications

ほぼ毎日、たぶん私がPalmで一番使っているアプリケーションだと 思います。

予定表の置き換えとしては他にAgendus(元Action Names)というのが ありまして、バージョン5.xまでの使用権を持ってるのですが 結局ほとんど使わずに終わってしまいました。 ユーザインタフェースがすっきりしていて DateBk5 のなかなかよい ライバルだと思うのですが、開発し販売している方はそうは思って ないようです。

こんな事件があったり iambic Registers Domain with Rival's Product Name

それでも懲りずに、こんなことやってますし.... The Sad iambic Saga

Palm向けのスプレッドシートとしては Quicksheet とか TinySheet 、 Documents To Go (のSheetToGo)なんかが有名ですが、私はこのMiniCalcが 一番優れていると思います。以前はQuicksheetユーザだった のですが無料アップグレードが終了してしまったので ちょうどよい機会と考え乗り換えました。 (というか一方的に無効にされたって感じ。私は バージョン4.0のCDパッケージを購入したユーザで、その頃 購入・登録したユーザは永久ライセンスになったはずなのですが バージョン7.xからアップグレードを受付てくれなくなりました。 問い合わせてみなくちゃいかんな、と思いつつほったらかしにしてました。)

私がMiniCalcについて優れていると思うところは

• Excelとの互換性が高い
• Excelのファイルとの同期の方法が分かりやすくかつ扱いやすい
• Palm上での画面の広さや操作性が優れている

という点です。

MiniCalc以外にはQuicksheetしか使ったことがないのですが Quicksheetはテキスト形式のセルの長さの最大が75バイト だとか、一部の関数(ex. ROUND())がExcel互換でなかったりとか Excelとデータを同期して使いたい人にはちょっと困る制限が ありました。

同期の方法ですが、MiniCalcではExcelで作ったワークブックを Palmにエクスポート、Palmで作ったワークブックをExcelに メニューからのコマンド一発でインポートでき、かつMCM(MiniCalc Sync Manager)というプログラムでデスクトップのファイルと Palm上のデータベースとを関連づけすることができます。 Quicksheetのようにいちいち双方のワークブックに対して 保存操作をする必要はありません。

つまりExcelのワークブックとPalm上のワークブックを 同列に扱っていて、相互にインポート・エクスポートでき 一度インポート・エクスポートしたものはMCMで関連ずけて おくと以後同期される、という形になります。

データのやり取りそのものは、PalmDesktopのBackupコンジットを 介して行います。(つまり*.pdbファイルをインストールしたりバック アップしたりするだけ)

Quicksheetの場合は専用コンジットがあり、かつインポート・ エクスポートというよりは、Excel上からPalmにあるデータを 操作(オープン・セーブ・削除etc.)するという感じになります。 なのでExcelで変更を加えたワークブックは必ず、Excelに 組み込まれるQuicksheetメニューから保存を選択し、Palm側の データに反映させるという操作が必要になります。もちろん Excelのワークブックは別途Excelで保存操作が必要です。

Palm側で変更を加えたデータは、まずExcelで該当のワークブック を開き、そこにPalm側で変更したデータを流し込む、といった 感じの操作になります。(これで同期と呼べるのか?という気も します。)

Palmアプリケーションですが、画面の広さとかスクロール操作 のわかりやすさ、入力のしやすさなどMiniCalcのほうが断然 優れていると私は思います。OKボタンの配置や設定画面など 普通のPalmアプリケーションと勝手の違うインタフェース があり、とまどいもありましたが。

Quicksheetは、そうですねぇ、なんとなく古めかしい感じがします。

TinySheetはIambicの製品ですし、コンジットの出来がよくない という話なんでこの際、考慮外とします:-)

SheetToGoは使ったことがありませんのでなんとも言えませんが スプレッドシート単体というよりはいわゆるオフィススートの 一部という感じで機能的にもあまり見るべきものがなかった ような記憶があります。