『甘い物は疲れを取るんだよ』

幸村さんが甘い物を食べてるのを見てたらそう言われた。別に気にしてたから見てたんじゃないくって、幸村さんがお菓子を食べてるのが不思議でたまらなかっただけだ。

似合うんだけど・・・

なんか酒以外の物を楽しそうに口にしてるのが以外で・・・

きっと疲れてるんだよね。

彼だけではなくみんなが疲れてる。時々会う敵の攻撃に気を緩ます時間もなく、みんな真剣に旅をしてる。彼も疲れてるんだろうな・・・







SWEET 





「さん?」狂一行はある滝のそばで休みを取ることにしている。それぞれみんなは自分たちの事をしてる間、ゆやは唯一同じ女であると話をするために彼女の傍に行くが、彼女は何やら真剣に本を読んでる。

は少し前に一緒に旅をし始めた異世界からの魔法使いでよく本を読んでる。前にどのような内容の本を読んでるのかとゆやが聞いたときは『ま、色々とね』と何とやら話を逸らされた。はどのようにこの世界に来たというとテレポートに失敗し、この世界に偶然来てしまって、狂に誘われて一緒にいるってなわけだ。
「どうしたの?」呼ばれてゆやの方を振り向くにゆやは彼女の持ってる本に興味を持つ。
「何読んでるの?」
「あ、これ?実は少しお料理でも勉強した方がいいかなって」やたら素直に本を見せると料理本だった(いつもはどんな本読んでるんだろ)。でも見せられた本は料理本でもお菓子やデザートをメインにした本だった。
「さんはお料理は得意ですか?」もちろんな質問。
「得意か分かんないけど好きだよ」そしてまた読みに戻る。
「食べてみたいな、さんの料理」
「じゃ、今度作ってあげるね」などなど会話が進んでる。
「でも何でお菓子類なんですか?」ゆやは『お菓子』本に気に掛ける。
「この前幸村さんが言ってたんですよ、『疲れてるときには甘いものが一番』って」
「へぇ〜誰にあげるんですか?」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・あの・・」
「ん?」
「誰に?」
「え?」
「さん??」
「はい?」ニッコリ
「誰に」
「・・・内緒」結局一刺し指に当てる。
「いいじゃないですか〜」ここまできたら気になるゆや、一生懸命聞くがおれない。結局はまた旅を続けるからと言って聞く事は出来なかった。は知らない・・・みんなが会話を聞いてたことを・・・



「危ない危ない」は最後に逃げるようにゆやから離れる。
「何が?」
「え?!」はいつものように梵天丸の後ろ斜めを歩いてると急に後ろから声を掛けられた。この穏やかな/さわやかな/綺麗な声は・・・っと後ろを見てみるとやっぱり幸村がいた、それもなにやらニヤニヤしてる。
「で、誰のために作るのかな?」やっぱりさっきの話聞いてたか真田幸村。
「言いませんよ」
「僕のためかな?」
「違います」
「・・・・気になるな〜」きっぱり断られ
た幸村、苦笑いしながらまだ聞くが・・・
「あ、梵天丸さん」は梵天丸へ逃げた。




幸村の名前はゆやのリストから消された。





「ん?どうかしたのか?」不思議そうに梵天丸が聞く。
「いいえ、気にしないでください。どうですかこの頃?」にっこりして微笑む、愛想の無い話を始める事にした。
「そうだな・・・このごろ甘い物が食いたくってな」梵天丸の目はあからかに光ってた。
「へぇ〜そうなんですか」話を流す。
「そうだな、菓子とか・・・」何かを言いたげそうにするが、はっきりとは言わない。
「ハハハ、あ、アキラさん〜」次、アキラは逃げる。




梵天丸の名前もゆやのリストから消された・・・最初から入ってなかった?





「こんにちはさん」アキラは何時もの様な笑顔でに話しかける。
「こんにちは、このごろ暑いですね〜」も負けないぐらいの笑顔。
「そうですね、結構疲れますね、大丈夫ですか?」
「はい、でもゆやさん大丈夫かな?」
「大丈夫でしょう、でも疲れてる時には甘い物・・・って?」アキラが言い終わる前にの姿はなかった。




アキラの名前も消されてた





「はん〜」
「あ、紅虎さん、ゆやさんあそこですよ」
「ハ・・・ハハハ」




紅虎アウト!(頑張れ紅虎!)





「・・・・」結局狂の隣を歩く。
「・・・・」気まずい。
「・・・・」狂は一瞬を見て悪笑みを浮かべた。
「(この人楽しんでる)」何か腹が立つから離れた。




狂入ってないしリストに・・・




「(誰か〜〜!)」は逃げようとしたけど・・・
「さん捕まえた!!」ゆやに捕まった。
「!!!何?!!」びっくりするに周りのみんなはただ見てる。
「誰にあげるんですか?!」きっとお菓子の事だろうとは考える。

ここでごまかせないし・・・逃げられない・・・はぁ〜言うしかないのかな?

「さん!!」
「はいはい、べつそんな隠すことじゃないし・・」
「・・・・」
「自分で食べようかと??」
「なんで質問系なんですか?」
「だ〜もう〜はいはい、実はみんなに渡そうかな〜とかおもってたりして・・・もうビックリさせる作戦が・・・」
「そうだったんだ・・・」
「だってみんな疲れてるから甘いものいいかなと」
「優しいな〜はんは〜」と紅虎は思いっきりに抱きつこうとしたが・・・アキラによって止められた
「そんなに元気ならあなたはいりませんね」
「なんやと〜!!」
「おめーら2人とも元気だな、オレだけでいいみたいだぜ」梵天丸がこっそりに言う
「「なにいってるん(ですか/や)!!」」
「ん僕はこんなのがいいな」いつの間にかと一緒にさっきの本を開いて見てる幸村
「あ、そうですね」
「「「こら!!」」」
「幸村様〜」影から見る才蔵
「こうなったら勝負や!!」
「あなたにしてはいい事を思いつきましたね」
「じゃ、勝った人がお菓子を作ってもらうって事で」
「おっしゃー!」
そして戦いは始まる・・・お菓子をかけた戦いは終るのか?



「みんなの分作るって言ったのに」困る
「これだから男は・・・」呆れて見るゆや


旅はいいのかよ・・・















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