カランカラン・・・



「あぁ!!マドカさん!」
夏実は久しぶりにHonky Tonkにきたマドカに喜ぶ
「夏実さん、あの、GBのお二人は・・・」
盲目な少女は店内の様子を耳で聞き分け、GBがいないことに気付いた
「銀ちゃんたちならもうすぐチラシ配りから戻ってくるよ。それまで何飲む?」
「じゃぁ、ブレンドお願いします」
ゆっくり近くの椅子を見つけ、ドアの近くに座った



5分もしないうちに・・・



カラン・・・

「マドカちゃん!!」
銀次の声がした
「銀次さん?」
「珍しいね、一人で来るなんて。士度は?」
「・・・」
銀次の質問に、マドカの目はますます輝きを失う。
「へっ。どうせ、どっかで猿回しショーでもやってるんだろ」
あまったチラシをカウンターにばら撒く蛮
「蛮ちゃん・・・」
下向きなマドカを気遣う銀次
「私・・・」
「ん?何、マドカちゃん?」
「私・・・お二人に依頼をしにきました」
「「・・・」」
「奥に行くか・・・」
やっと真剣は顔をしてくれた蛮





「数日前からです・・・私がいないときによく士度さんが出て行ってると聞いたんです。私が聞いても、依頼っと一言で終わらせるんです。最初は信じてましたよ。ちゃんと士度さんのことは信じてます!でも、私、気付いたんです。志度さんが帰ってくるたび女性用の香水の香りがついてくるんです・・・」
「それって・・・!!」
「・・・依頼っちゅうのは、まさか・・・」
呆れた顔の蛮
「・・・はい。士度さんの・・・奪還・・・(赤)」
どんどんシートに沈んで行く赤面のマドカ
「許さない!!士度がそんな奴だなんて・・・マドカちゃんを置いて二又なんて・・・うらやましい!!」

べし。(蛮ちゃんチョップ)

「怒ることが違うだろ。で、いくら出すつもりだ?」
「蛮ちゃん!!これは友達として当然やることじゃん!!そんな、お金なんて取らなくて・・・」


どがっ!!(蛮ちゃんチョップ【強】)


「で?」
「・・・100万」
「300だ。」
「ば、蛮ちゃん!!」
「わかりました」
「マドカちゃんまで!!」
「引き受けた」
「ば、蛮ちゃん!!いくらなんでも、士度ごときに300万は・・・」
「・・・GBさんだからこのお値段ですよ。必ず士度さんをさんから取り戻してください」



「「へ?」」



「今、って言ったのか?」
「ま、まさか赤屍さんが追っている、アノじゃないよね??」
「そうですよ。私も知っている、さんです。引き受けてくれてありがとうございました」
ペコリ
「ちょっと、嬢ちゃん待て!!」
「聞いてないよ、そんなの!!!!」
「って卑弥呼の幼馴染で一般人のくせ、赤屍からうまく逃げてる、アノかよ?!」
「はい」
「何かの間違いだよマドカちゃん!!ちゃんって確かにカワイイし、ちっちゃくってぎゅっと抱きしめたくなる幼い顔立ちの18歳だけど、士度を奪うなんて・・・」
「そうだそうだ!!大体、は俺が好みなんだ」
「えぇ?!嘘だ!俺だって言ってたよ!」
「んなわけねーだろ」
「言ったよ!」
「本当にあのEカップのか?」
「うん!!Eカップでスクール水着がギリギリなちゃん!」
「B91W58H80のか?あぁ??」
「スリー・サイズまでは分からないけど、俺をギュッと抱きしめるときに胸がぽわんvとあたるちゃん!!」
「隣に卑弥呼がいると、卑弥呼がかわいそうに思えるナイス・ボディの・・・」


「それ、卑弥呼に今度伝えとくね、蛮ちゃん」


「「(ちゃん)!!」」
「あ、マドカ・・・さん・・・?マドカちゃん、お久しぶりv」
「え、えぇ・・・お久しぶりです」
「前会ってからもう1ヶ月は過ぎてるよね。どう?士度とは??」
フフっと笑いながらマドカの隣に座る
「・・・」
「どうしたの?なんかこの変体にされた?」
励まそうするにマドカは戸惑いながら切り出す
「あ、あの・・・さん・・・士度さんと・・・」



「俺がどうした?」



「し、士度さん?!」
いたのに気付かないほど動揺していたマドカ。
「どうしたんだ、お前一人でこんなこと来やがって」
をボックス席から引っ張りだして、自分がマドカの隣に座る
「・・・士度さん・・・さんと何処に・・・」
「今同時に入ってきただけだ」
「嘘です!今会ったばかりの人の匂いがつくはずありません!!」
涙目で叫んだ
「・・・」
物静かなマドカが叫ぶなどありえぬこと。
士度はマドカ以上に動揺していた
「士度、いいよ。言ってあげて」
「でも、お前・・・」
「ごめんね、マドカさん。士度をちょっと借りてたの。前から」
「・・・知っています・・・」
「知ってたの?!」
「じゃ、なんか言ってくれれば俺も嘘つかなくても・・・」
「士度さんとさんが内密な関係って事知って、本人に聞けるわけ無いでしょう!」






「「はぁ?!」」





「おう、猿回し。嬢ちゃんはお前が俺のに奪われたっと言って、俺らに依頼してきたんだ。『士度奪還』」
「蛮ちゃん、今『俺の』が余計だったよ」
の名前は聞き逃さない銀次
「同感」
自分が物扱いに気に食わない 
「ちょっと待て。俺がと内密な関係だと?浮気ってことか?こいつと?」
「あ、今あたしのことすんごく格下げたでしょう?」
ちょっと嫌な気持ちな
「違うんですか?さんといつもいて、私には嘘をついているところから見ると、そうしか思えません・・・」
「マドカ、誤解だ!」
「動揺している士度って滅多に無いね、写真とっとこv」
ケータイを取り出して、撮る
「お前からもなんとか言え!」
ケータイを直して、改めて話しだす:
「マドカちゃん・・・あたしが友達の彼氏取るわけないじゃん。本当はね、あたし、調教師になってみたかったのvだから暇があれば士度に来てもらって動物との距離を縮めてもらってたの。証拠にほら。あたしも最初のころに噛まれた傷がまだのこってるでしょう?」
傷だらけの右手を見せる
「・・・」
「あ、ご、ごめん!!・・・えっとえっと・・・」
目で見なくても分かるような証拠を探す
「・・・それならなぜ隠してたの?」
の傷だらけの手を触りながら聞く
「マドカちゃんを驚かせるため!!マドカちゃんも動物と話せる様にあたしが教えたかった!!だって、士度ってすぐマドカちゃんの前だとあがってしまうからvv」
「ば、バカ!余計なこと言うな!(赤)」
「・・・そう・・・だったんですか・・・私、さんを疑ったりして・・・」
「こっちこそ誤らないと。ごめんなさい。そんな誤解させる行動をとってしまい、マドカちゃんを不安にさせて」
ペコリ
「・・・俺も、わるかった。こいつが驚かせたいって言うから・・・つい・・・」
「ううん、ごめんなさいは私の方です。士度さんとさんを信頼できなくて」
「いいってよ。そんなぁ、友達でも誤解はあるさ」
「はいv」
やっと見れた、マドカ・スマイル。

パチパチパチパチ

「さて、一件落着なところで、お代金を・・・」
何もしていない蛮がまた金を要求し始めた
「ば、蛮ちゃん!!まだ言ってるの?!」
「あ、はい・・・」
「払わなくていいぜ、マドカ。俺は最初から盗まれてねーからな」
「そうそう。その上、蛮ちゃんたちはなにもしてないし。あたしと士度とマドカちゃんで解決したんだよ」
「おい!!テメーら営業妨害で訴えるぞ!」
「弁護士雇うお金もないくせに」
鼻で蛮を笑う
「う“・・・」
「もう、いいよ、蛮ちゃん。今回のはあきらめよう・・・ちゃんだけでも俺に戻ってきたって事だけでもうれしいじゃん」
「ドサクサに紛れてあたしをひざの上に乗せないで、銀ちゃん」
「銀次!テメー俺のに手ぇ出すんじゃねー!」
「って、蛮ちゃんも飛び掛るふりして、乳もむな!」
「ずるい!!俺もちゃんのち・・・」



シュッ




「い・・・今・・・ものすごい勢いでメスが俺の顔を掠めたような・・・」
「ご名答、銀次君vさすが私のメスを避けながらわかりましたね」


出た。


「「「赤屍ぇぇぇ!!!!」」」
3人とももっとも会いたくない奴の名を叫んだ
「はいvさて、さん。私とのデートを続けましょう」
手をに差し伸べる
「いやぁぁぁ!!来るな!!」
とっさに手近にあったタレ銀を投げた
「〜〜〜〜!!!」
切られる前に自分から避けたタレ銀
「さん、さぁ・・・」
また手を差し出す
「蛮ちゃん!!依頼する!!あたしの穏やかな日々を取り戻して!!」
「んな依頼、いらねー!!」
「ヒドぉぉイ!!」







「わるかったな、マドカ」
「ううん。私が悪かったの」
「イヤ、俺が変な誤解なんか・・・」
「いいの、士度さん・・・」
ラブラブな二人は周りの状況など視界(聴界?)に入っていない。



末永く、お幸せに









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