はファミレスの前に立っていた。
今着いたばかりなので、遅れてはいない。
って言うか、いつも遅れてるのはあっちのほうだ。
「寒いなぁ・・・早く来ないかなぁ??」
いくら昼間暖かい秋でも、夜になると肌寒い。
「・・・あ。」


来た。


「よっ!」
悟浄はタバコを銜えて待ち合わせの場所に20分遅れてきた。
「・・・また吸ってる」
遅れてきたことには怒らないだが、タバコは・・・
「ワリィ・・・思ってたより込んでてさ」
「タバコ吸いながら来ないでって言ってるのに!!」
「ヘイヘイ、お嬢様」
最後に肺いっぱい吸ってからレスの前にあった灰皿に入れた
「反省してよ」
「してまぁす」
「・・・」







「2名さまですね。おタバコは・・・」
ウェイトレスのお姉さんが入ってきた二人に聞くと、
「吸いません。」
「吸います。」
ほぼ同時。
「あのぉぉ・・・(汗)」
「禁煙席にしてください」
が強く言い直す。
「は、はい」








「・・・」
「何?なにか不満、悟浄?」
メニューから目を離さず聞く
「なんでタバコぐらい許してくんないの?」
「毎日40本も飲むから」
「お前だって薬(ヤク)取りすぎだろ」
「ビタミン剤よ!!変な呼び方しないで!」
メニューをテーブルに叩きつけて、悟浄を蹴る
「でもよ、お前みたいに毎日50粒も飲んでいいのか?」
「そんなに飲んでない!」
「でも飲みすぎは身体に毒だぜ」
「タバコは最初から毒だよ」
「・・・」
「・・・」
「あ、あのぉぉ・・・(汗)」
二人の会話を聞きたくもないのに聞かされるウェイトレス
「早く頼めば。お姉さん待ってるよ」
またメニューを見る
「串揚げの盛り合わせと生ビール」
「はい、串揚げと・・・」
「また?まとものご飯食べてないくせに・・・鯛茶漬け」
「(汗)鯛茶漬けですね。ご注文繰り返します、串・・・」
「お前もまともなもん食ってねーだろ」
「食べてきたもん」
「じゃぁ食いすぎだろ」
「って、なに、今タバコ出さなかった?」
「・・・以上ですね・・・(涙)」


聞いてないし。


「禁煙席でやめてよ!」
「喫煙席に変わる?」
「だからタバコは嫌いなの!」
「俺は好きなの」
言いながら取り出して、一本銜える
「やめなさい」
取り上げる
「あのなぁ・・・ちゃん・・・このライターくれたのだよ」
悟浄が見せるシルバーにマシマロが着いているのライター。
「そのときはまだ、服全てにタバコの臭いが染み付いていなかったからよ」
「服全部に?」(ニヤリ)
「なにうれしそうに聞いてるの?」
「俺らってそんな長いんだ・・・」
うれしそうに笑う悟浄にはますます怒りを感じた。
「そんなこと話してないの!あたしはタバコの臭いが嫌いだからもうやめてって言ってるの!」
「そう簡単に出来ることじゃねーんだよ」
「手伝ってあげる。」
悟浄が隣の椅子にかけているジャケットから財布とタバコを取り出した。
「なんで財布まで取るんだよ?!」
「買いに行くから。それに、おごってくれるんでしょう?」
「お前な・・・」
は自分のバックからガムを取り出した。
「はい。あげる。タバコ銜える代わりにこれでも噛めば」


フツーのキシリトール入りガム。


「・・・」
悟浄はちょうだいって手を出した
はいってがあげると、



チュッv




椅子から腰を上げ、にキスをした
「っっっ!!!!」
「口が寂しいからv」
にっこり笑う悟浄
それも、すごく近くから
「ちょっ・・・なんでここでするのよ?!」
「悟浄、口が寂しいもんvvタバコがダメならちゃんの舌を吸うからvv」
ってまた、唇が重なる
「・・・っ!!もう、ただでさえ目立つのに・・・!!」




「あっ、あのぉぉ・・・」





二人のキスシーンを間近で見ていたのは、
「もう、ご飯来たから席に座りなさい!」
悟浄を押し返す
「はぁいv」
「・・・」


ドン!!ドン!!

「以上、ご注文の品はおそろいでしょうか?(怒)」
ウェイトレスはとうとうキレたっぽい。
「他に頼む?」
悟浄が聞くと
「・・・喫煙席に変えていいですか?」
しぶしぶ聞く(ため息交じり)
「勝手にしろ!!!」










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