ミ〜ン・・・ミ〜ン・・・ミ〜ン・・・

日差しがの顔を照らし、夏の暑苦しさを彼女に感じさせた。
「〜〜〜」
いくら眠たくてもこの日差しの中、この暑さの中は寝れない。
「・・・」
目は閉じたまま頭が起きた。
「(何時だろ・・・8時?休日に8時起きはないでしょ〜〜〜)」
独り言をぐたぐた頭の中で言いながらは左に寝返りをした。
「(なんでこう暑苦しいのよ?!・・・ってか、あたし・・・タオルケット着てないはず・・・)」
夏はバスタオルしか着て寝ないは自分の胸元に感じる布をはいだ。
「(・・・何これ?シルク?汗でベッタリ体にくっついてるぅぅぅ!!)」
「・・・・・・・・・・・・・って、なんでヤツのコートがあたしの上にあるのよ?!」
飛び起きたを楽しげに隣で微笑んでいた人物・・・


「おはようございます、さんv」
「赤屍ぇぇぇぇぇぇ!!!!」
コートを彼に投げつけた。
「そんな格好で寝ていると寝冷えしますよ・・・見るのにはうれしい格好ですがv」
やさしく教えてくれた。
・・・だが・・・
「暑いからタンクトップとパンツで寝るのよ!誰かのせいでクーラー付きの部屋を追い出されたから!!!ってか、どこに目をやってんのよ?!」
視線を感じる両足を閉じた。
「・・・残念。それはともかく、デートしましょうさん」
開き直ってにっこりとを見て言った。
「一人で行け」
「それじゃぁデートじゃないですよ。」
「じゃぁ一人で買い物行け」
「ヤダです」
「あたしもデートヤダ。ってか、あたしは10時に友達と会うから、もう一生あんたに構ってやれないの。わかったらさようなら」
ベッドから降りて赤屍を通り越し台所へ向かう。
「ヒドイですね、さんは」
一瞬にて彼女の前に現れる。
「はいはい。なんとでも言ってください」
冷蔵庫からウーロン茶をだして(2L)そのままがぶ飲みした。
「色気無いですねv」
「うれしいのか?うれしくないのか?・・・あんた暑くない?」
コートを着なおした全身黒染めの赤屍に聞いた。
「熱いですよ、あなたの愛に」
「・・・」
「どうしました?」
「暑さにイライラしてるんだから、これ以上あたしをイラつかせないでよ!」
ペットボトルで殴る
「では、これを脱げばいいのですね?」
うれしそうに聞く。と言うより、すでに脱ぎ始めている。
「脱ぐな!」
「でも今脱げと・・・」
「言ってねー!」
「・・・せっかくですから、このまま・・・」
「死ね!」
服を彼の顔に投げつけた。
「脱げとか脱ぐなとか・・・わがままですね、さん」
上半身裸の赤屍はため息をつけながら服を取った。
「脱げとは言ってない!!それに、あたしはシャワー浴びたいから出て行って!」
「シャワーでしたら服を着ては入れませんね」
「一人で入るの!」
「背中流しあえっこしましょう」
「シャワー室しかないの!」
「では立ったまま・・・」


バタン!!


台所に付いているシャワー室に逃げ込んだ。

「・・・このコート、さんの匂いが付いてますvv」
ちょっと幸せな気分になれた変態。





ジャァァァァァ・・・
「もう、なんで朝からいるのよ?!大体あたしはヤツのおかげで色んな目に合っていたのよ!その上、・・・その上・・・・・・なんだろ、あの傷・・・痛々しいのよ、見るほうが!(怒)」
ちょっとかわいそうに思えた赤屍の深い胸の傷跡。
「・・・あたしにはカンケーないもん。気にしない。気にしない。」







20分後
「・・・やっぱり帰ってない。」
ベッドに座ってのアルバムを見ている赤屍に言う。
「かわいいですね、子供のさんも」
「勝手に人のアルバム見ないでよ!」
取り上げた。
「そういえば、私の事がギッシリ書いてある愛の日記帳はどこですか?」
「なにが『愛』よ・・・『ストーカー恐怖!今日もまた表れたアイツ』よ!」
「長いタイトルですね」
「うるさい!」
扇風機の前に座り込み(ベッドの隣、赤屍の足元)髪を乾かす。
「湯冷ましますよ」
「暑いのにドライヤー使えって言うの?」
「さんが病気したら私が看病しますからねv」
「なんか話しズレたわよ・・・それにしても、あんたの髪って見ると暑い」
「今度は髪の毛ですか」
「だって黒くて、ボサボサで、長くて、コートも着ていて、帽子もして、手袋とブーツ・・・・・・・・・・・・・ブーツを部屋の中で履くな!」
「それろり、時間大丈夫ですか?」
「まだ8時過ぎ・・・(腕時計をみる)・・・・・・・・・・・・・9:45?(今度はケータイを見る)なんで教えてくれなかったの?!」
あわてて化粧をして、髪をいつものようにセットして、服を着替えようとするが・・・・・・・・
「早く出て行ってよ!着がえないと遅れるじゃないの!」
「いいですよ、私は目の前で着がえられても」
「こっちがイヤ!」
「さんがイヤならしかたありませんね・・・」
立ちあがってドアに向かうかと思えば・・・


ガラガラ
ベランダに出た。
『部屋を出ましたからいいですよね?』
ガラス越しに話す。
「・・・」
は出窓の鍵とカーテンを閉めた。
『さん、これでは見えません』
「見なくていい!」
その間着がえる。
「きゃぁぁ!!もう出なきゃ電車がなくなる!!」(田舎ですもの)
着がえたらサンダルを履き、赤屍をベランダに置いたまま部屋を出て行った。
「どうせすぐ下りれるんだから・・・」
走りながら自分に言い聞かせるように話していたら・・・
「ハイv下りれますよv」
隣を走っているのは置き去りにしたはずの赤屍だった。
「もう、早すぎ!」
「電車に遅れるのなら、私がお送りしましょう。」
言うが早いか、赤屍はの腰に腕を回しひょいっと彼女のお姫様だっこしたら彼のスピードで走った。
「ぎゃぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁっぁ!!!!!」
ジェットコースターよりも早い。








「ご、ごめん・・・遅れて・・・」
予定より10分遅れて友達と会った。
「いいわよ、駅から30分もあるところに住んでるんでしょう?」
「うん・・・その上色んな事件に巻き込まれて・・・」
「え?また例のストーカー?」
「うん・・・やっとの思いで追い払ったけど」
でもすぐに追いついてくる
「そんなヤツ、あたしに言ってくれればすぐに片付けてあげるのに」
「そうよね、卑弥呼のポイズン・パフュームで倒してもらいたい・・・」
「今度でたらあたしが追い払ってあげるから」
の友達、卑弥呼は約束を破らないタイプ。



だが・・・



「おや、卑弥呼さんではないですか」
が恐怖としている声。自分の後ろから聞こえる。
「赤屍・・・なんでこんな人気が多い場所にいるのよ?」
卑弥呼は後ろの人と会話を始めた。
「・・・・・・・ねぇ・・・卑弥呼・・・あんた・・・誰と・・・」
「あぁ、彼ねあたしと同じ運び屋をしている赤屍 蔵人よ。知らない?」
「・・・・・」
振り返ると、やはりヤツだ
「さん、急にゴミ箱投げつけて人ごみの中に消えるんですから、探すのに苦労しましたよ」
「こいつがあたしのストーカーよ!!!!!!」
卑弥呼の後ろに隠れるだが・・・
「え・・・赤屍が?」
「そう!あたしはこいつのおかげで殺人容疑出るわ、部屋を追い出されるは、って色んな人生最悪の事態にさらされてるの!」
「そうなの?」
赤屍に聞く
「いいえv」
「嘘だ!」
「でもね、。以前あなたがいい男紹介してってあたしに名詞を預けたから彼に上げたのよ」












「今、なんていいました、卑弥ちゃん?」










「あなたがちょっとミステリアスで背の高い、いい男がいいって言ってきたのよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
暑い日差しの中、は氷った。
「卑弥呼さん私達は今からデートですので、失礼します」
コクと頭を下げ、硬直したを抱え路地裏へ消えて行った・・・
「・・・あたしの方が予約早かった気がするけど・・・ま、いいか。も念願の彼氏が出来たし。・・・・・・・・・・・喫茶にでも行こうかしら・・・」








卑弥呼・・・元の原因はあたしかい・・・(涙)









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